木造校舎大暮山分校 白い紙ひこうき大会
テーマソング
古ぼけた木造校舎の二かいの窓から
まっ白な紙ひこうきをとばしてみた 「いつだっけ?」ずっと前に、忘れるくらい昔、 ぼくらが子どもと呼ばれていた時代に… ボヤリと想いえがいていた虹色の小さな夢たちは、 かぎりなく広い空色のかなた 空色にフワリとけていった… ※時の流れとともに忘れられるね 記憶のなかに、 音もなく残ってる 木造校舎のセピア色の写真が、 なんだか少し寂しいとささやいて… ボヤリと想いえがいていた 虹色の小さな夢たちは かぎりなく広い空色のかなた 空色にユラリ とけていった… ※ くりかえし 時の流れとともに忘れられるね 記憶のなかに、音もなく残ってる B5サイズの紙ひこうき作って、 飛ばしてみたよ、忘れてしまわぬように 詩・曲/中川元嗣 |
(c)白い紙ひこうき大会実行委員会
以下に、第5回大会(2003年)で発表した時の歌詞カードより抜粋した挨拶文を紹介いたします。
はじめまして!中川元嗣というものです。千葉県松戸市に住んでいる大学生のようなものです。
2001年の白い紙ひこうき大会にふらりと参加したことが、この校舎とこの大会、そしてそれらを取り巻く人たちを知るきっかけでした。最初に参加させていただいた第3回(2001年)の大会のことはおぼろげな記憶ですが、その当時の自分にとって極めてセンセーショナルな出来事として覚えています。大谷小学校旧大暮山分校、この木造校舎の二階の窓から白い紙ひこうきを飛ばし、飛距離を競う。ただそれだけなのに、なんだか惹かれてしまう。僕にとってはそんな大会でした。
自分にとって素敵な経験をした時、それを何らかの形にしておきたいという思いに駆られることがあります。まだ、23年間の人生の中で、2回だけですが(笑)。その素敵な出来事が、今日の出来事から昨日の出来事、そして一昨日の…。といった具合に、遠く遠く離れていってしまう。それを寂しいと思ったことがきっと、「Memory」という曲を作るきっかけになったのだと思っています。(2003)
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