自然
庭に咲いたわすれな草、今年は白い花になっていました。
昨年は美しい水色でした。土壌が変化したと思われます。
朝顔の色が変わったりしたのを体験したことはありませんか?
あれも土壌が酸性化したためなのでしょうか…。

植物の色について考えます。
どうしていろんな色があるのか、どうしてその色をしているのか?
惑星の影響だと言われています。(この話はまたゆっくり)。

星々と植物の関係、星々と私たちの身体の関係、星々と音の関係…
神秘的でありイメージできるリアルな感覚でもあります。
すべては宇宙とつながっているんだなあと実感します。

この日は朝から天気がとても不安定でした。
山の方から雲がきて、午後になって雨が降り出しました。
パラパラと音がして、とても大粒の雨だなあ…と思っていると
ヒョウが混じっていました。

一度収まってホッとしたものの
何時間かするとすごい勢いでまた来ました!

恐かったです。
畑の葉もの野菜にはきっと穴があいてしまったでしょう。
身体にあたると痛いほど大きく強いヒョウでした。

今年の夏は冷夏かもと言われています。

今年はたいへんな年になりそうです。
覚悟して最善を尽くさなくてはなりません。


大好きなクヌギの木…雲ひとつない空に金色に輝く…。
この日、空には白い月がありました。

白い月はどうしたら撮れるのでしょうか?

夜の月や星たちも撮りたいと思うのですが
どうすれば上手く撮れるのでしょうか?

私のカメラと腕では無理なのかしら…。
どなたか、教えてください。


今年は花が遅いですね。

家の裏に水のタンクがあります。
この梅の花はそのタンクのよこにかくれて静かに目立たず香る花です。
すぐ目につくところにあるのではなく、見に行かなくては見れない花。
見に行くと息をのむような美しさです。

我が家では、山の地下水をポンプで汲み上げてタンクにためて使っています。
毎日水を汲みにいかなくては…といっても水を汲み上げるポンプを動かしてタンクに水を入れないと大変なことになります。
おそばがゆであがったときや寒い夜お風呂に入っているときにタンクの水がなくなると悲劇です。
台風の時はとてもドキドキしてしまいます。停電になってポンプをうごかす電気がとまってしまうと私たちは水が使えなくなるからです。

「水がないよ〜」「お水お願いしま〜す」なんていうと何いってるんだか、お客さまには不思議な会話に聞こえるようです。
今はポンプですが昔は川や井戸の水を汲みにいったんですよね。

水を汲みにいくとき、この美しい梅の花を見るのをとても楽しみにしています。





...もっと詳しく
庭や畑のあちらこちらにさいた小さな小さな花。
気をつけて歩かないと踏んでしまいそうな花。

顔をよせると、春が来たよ…と小さな声で話しかける…。
ふかふかの土と緑の草のなかに散りばめられた青い空色の宝石!
1年は十二月、二十四気、七十二候。
ひと月に二つの気があり、それぞれの気に三つの候があります。
ほぼ五日ごとに候が変わります。

今はちょうど啓蟄の第ニ候…「桃始笑(ももはじめてわらう)」の候。
余寒があり、三寒四温の季節とも言われています。
梅の花は見ましたが、桃の花はまだ見つけられません。

春とはいえどまだまだ寒く、阿蘇は昨日雪がふり、吹雪となりました。
一度温んでまた寒が戻るといっそう厳しく感じられます。

朝は−7°にもなる寒い霜の朝がまだまだあります。
春の光の間に寒い雲が戻ります。

私が大好きな畑の道、正面のクヌギの木のあたりを通るときが一番すきです。
冬には金灰色になるその木に話しかけられているような気がしてならないのです。

その木は春になると日の光に輝いてケラケラと笑うのです。
まるで私をからかっているように…。

寒い春、クヌギはまだ小さな声でなにか独り言を言うだけです。



「みつけたよ〜!」と蕗の薹を持って来てくれたのは尚ちゃん。
春の光をそのまま花にしたような蕗の薹は私には特別な花。
どうしてつんでもなお命の光が輝くのか…なんとも不思議な植物です。

蕗の薹の天ぷらや蕗の薹みそはこの時期しか食べられないものですが
私は見ているのが好き…まさしく、春を告げる花です。





  
3月5日…啓蟄、大地も暖まり、冬の間地中にこもっていた虫たちがはい出してくるとされた日。

今朝はその日を感じさせるぽかぽかお天気でした。
遊びに来ていた小さな子どもたちは本当に虫をみつけて喜んでいました!

でも山の方がだんだん白くなり「山は雪だなあ…」と思っていると、里にも青空のなかからチラチラと雪が舞い降りてきました。
それでもどこかに優しい暖かさがありました。

でもでも…そのうちどんどん降ってきてそして吹雪になりました。
あっという間に一面真っ白の雪景色です。
出てこようとした虫も引っ込んじゃったかもしれません。

阿蘇の気候は厳しい…。
春が来たとはいえ、霜が降りる−5°〜7°という朝もまだまだあります。

一年の内で昼夜の時間が等しくなる日はニ日。
春分の日と秋分の日です。
その春分の日の頃、阿蘇では「火振り神事」という祭りがあります。
この頃農の神を迎え送る祭りがいろんなところで行われます。

春には豊作を願い、秋には収穫に感謝する農の祭りは,
いつの時代も人々の生活の節目でした。
そうして自然の摂理や季候とともに生きてきました。

太陽や月、星たちを見て光や風を感じ生きていくことができるなら、
そうやって生きていきたいと思います。
そのことが、どんなに自然なことなのか自分で感じてみたいのです。

この春分の頃の祭りを終えると田んぼの準備が始まります。
その頃には、もう霜も降りなくなっています。
春が夏にむかって動き出すのです。

そうして光のなか若い緑の葉をさわさわいわせる竹はやがて地中に
子どもを抱え、そのために青竹の緑の葉は茶色く黄ばみ「竹の秋」を迎えます。

啓蟄とともに竹の命を感じる瞬間がありました…。


2月9日。
今日は旧正月。七十ニ候ではうぐいす鳴くと暦に書かれています。

本日深夜3時過ぎ、雨。そして、ここではカエルの鳴き声が聞こえました。
今日はほんの一匹のカエルの声でしたが、そのうち大合唱になります。
そういえばいつもこの頃カエルが鳴くのですが、寒の戻りがあり
庭の水たまりに産みつけられたたくさんの卵が凍ってしまわないようにと
大救出作戦が子どもたちの手で実行されます。

庭と言ってもハーブのためのハウスがあったり、ほとんど畑のようなものです。
だから点在する水たまりに産みつけられたたくさんのカエルの卵の救出は
とても大変です。
それを子どもたちは実に根気よくやるのです。
丁寧にすくって大きな桶の中にいれ霜が降りないようになるとそれを
水たまりに返し、今度は水たまりの水が無くならないように
時々水をたしています。

そうして救出されたとんでもない量の卵たちはみんなカエルくんになるのです。
その後のことはなるべく想像しないようにしています。。。。
気になりますが。。。
。。。みんないったいどこにいるのでしょうか?

ところで曇りの天気の中にも時折さす日の光は、まさに春の光なのです。
この瞬間を感じるとき私の全身が喜んでいるのがわかります。
うぐいすの声をきいたらまたお知らせします。
今日は霧です。うす暗く山はすっかり霧のなか。
早朝、山の方でただよっていた霧はだんだん近くへとやってきます。
そして、すぐ先のものでさえ見えなくしてしまうのです。

霧はいろんなものを隠します。
だから気をつけなくては。
足音もなく、霧にまぎれてやってくるものもあります。
だから気をつけなくては。

霧の日は、なぜかドキドキ落ち着かない。
小さな竜巻坊やのいたずらとはわけがちがいます。
気をつけなくてはいけません。
  
これはPersonal lavo(パーソナルラボ)のロゴです