レインボープラン推進協議会

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今回インタビューに答えてくださったのは、「あやめそば舟越」(舟場)2代目店主の佐久間信人さんです。



Q:馬肉や地元産アスパラガスを使ったメニューが目玉ですね。
A:昔から、長井ならではの料理を提供したいといろいろ取り組んでいます。地元産のそば粉を使うことに始まり、レインボー野菜やレインボー納豆をあしらったメニューも数年前まで定番で提供していました。

Q:レインボー野菜を使ったメニューの評判は?
A:やっぱりイメージがいいのか「おいしい」という声は多かったですね。市外の同業者から、「長井はいいね、レインボープランがあって。地元産という以上の価値をつけられる」と言われたこともあります。

Q:レインボーの定番メニューがなかなか続かないわけは? 
A:一番は、野菜が安定供給されないこと。価格は特に高いわけではないし、農家の苦労もわかるので多少の規格外は目をつぶりますが、品物自体がないのでは続けたくても続けられないですよね。それから、他の地場野菜との差別化がしづらいことも一因。地域内循環という特色に加え、例えばレインボーにしかない品種、のような強みがあるといいのですが。

Q:飲食店のレインボー農産物の利用がすすむには?
A:季節ごとに主力の野菜を1種類でもいいから決めて、安定供給を目指してほしい。そうすれば定番メニューは無理でも、期間限定メニューで取り組めます。また、レインボー単体で利用を増やそうとするより、6次産業化など他の取り組みとも連携して、地元産の利用を全体的に推し進めるのがよいと思います。

Q:レインボープランへの関心を高めるには?
A:レインボー農産物を使った食事がメインの観光ツアーはどうでしょうか。市民への普及活動も大切ですが、観光などを通して市外にもっとアピールして知名度があがれば、改めて市民が価値を感じるということもあると思います。

(広報ながい 2019年7月1日号 虹の郷発希望行き 掲載)

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