レインボープラン推進協議会

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 今回答えてくださったのは、伊佐沢地区在住のT.A.さん(17)です。小さいころから畑に入ったり野菜を作ることが好きで、将来は農業の道に進みたいと考えているTさんは、現在、置賜農業高校で学んでいます。

Q:将来、どんな農業をやってみたい?

A:最近のTVドラマの中でも無人トラクターというのが出ていましたが、いわゆるICT(情報や通信に関連する科学技術)を活用した農業に興味があります。例えば、うちは農家でスイカを作っているんですが、あるシンポジュウムでスイカの生育状況の把握や栽培管理もスマホでできると聞きました。ぜひやってみたいですね。

Q:長井の農業、どう思う?

A:高齢化が進んでいると感じます。地域の景観や資源を生かして農業をする若い人がもっと増えてほしいです。

Q:若い農業者を増やすには、消費者に応援してもらうことが大切ですが、そのためには?

A:消費者に伝える工夫が必要かなと思います。例えばパッケージにわかりやすく表記したり、販売方法を工夫したり。特に現代の販売はインターネットの活用が必須。私も将来は、コスト削減と安全安心の面から、できるだけ化成肥料や農薬の使用を減らして栽培をしたいと考えていますが、ホームページを通して、そういう自分の農産物のこだわりを自分の言葉でしっかり発信していきたいです。レインボープランも、伝え方の工夫や消費者の口コミで特徴を知ってもらうといいのではないでしょうか。

Q:レインボープラン、高校生に関心を持ってもらうには?

A:私はまだレインボープランは少ししか知りませんが、「循環」がいいことだというのは何となく理解できます。高校生も関心を持つと思います。置農だと、有機資源の循環を学ぶ機会があるので、そのときにレインボープランについて勉強するのもいいかもしれません。

(広報ながい 2019年3月1日号 虹の郷発希望行き掲載)

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