レインボープラン推進協議会

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3年目を迎えた「寿限無講座」の今年のメインテーマは
「地域と共に子供達の食を考える」。

1〜2回目は子供達の学校給食の現場で実際に
『食』に携わっている調理師の方のお話と調理実習を行い
たくさんの方に参加していただきました。

3回目は、「健康な体は健康な食材(野菜)から、健康な食材(野菜)は
健康な『土』から」と、「食」の源である「土」をテーマに
「家庭で役立つ土づくり」と題して開かれたもの。

担当の「企画交流部会」では、食べ物と土の関係をみんなで考え
作る人、食べる人の距離をなくして、子供達はもちろん
大人達もより健康な暮らしを見直そういう考えから企画したとのこと。
      
6月25日に開かれた会場は、蕎麦で有名な長井市伊佐沢の
「蔵高宿(ぞうこうじゅく)」。
ここの店主でレインボープラン推進協議会の「土づくり・環境部会長」
でもある金子宣興さんがメーンの講師。
  
おいしい農産物を育てるには土つくりが重要、そのため「ぼかし肥料」が
有効であることを力説された。
特に、金子さんは理学博士・中嶋常充さんから医・食・農の関連について、
土が如何に重要であるかの話を伺い「目からうろこ」だったことを紹介、
中嶋さんの著書から刺激をうけ、ぼかし肥つくりに情熱を燃やしている
ことを、ご自分の畑を見ていただきながら説明されていました。

また、長年レインボー野菜を生産出荷し、今では消費者から
「おいしい野菜なら留蔵さん」とご指名が多くなっている
市内在住の横尾留蔵さん、白鷹町の有機栽培農家の大内文雄さんが
それぞれ安全で美味しい野菜づくりについてご自分の体験をご披露し、
これに山形県・西置賜農業普及課の大場伸一技術補佐からコメントを
加えて頂きより充実した講座になりました。

さらに市内伊佐沢地区を拠点として有機栽培など、
農と食を研修している佐藤仁敬(宮崎出身)さんから
東京都のど真ん中(世田谷区等々力)で、
消費者とのコミュニケーションを重視した独自の地域循環型農業を展開し、
農業の新しい試みに挑戦し成果を挙げている大平農場の実例紹介もあり、
市外からの受講者も含め40名近くの受講者に満足されていました。

なお、参加者からは次のような感想を頂いていました。
  
・農家の方が安全で美味しい野菜づくりのためにこんなに研究している話を聴いて
 私達もしっかり考えて選んで食べたいと思った。見学した畑は元気でした。

・子供にもっとよいものを食べさせたい。親も勉強です。

・土がこんなに大切で、健康な野菜がこんなに苦労して
 つくられていることを知り、もっと考えて買わないとと思いました。 
  
・こんどは、自分でも研究して野菜づくりをしてみたい。

・野菜を食べるということは、土を食べることなのですね。

・本格的な土づくりの話が聞けて良かった。







2006.07.13:rainbow:count(1,820)
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