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「おいしいね!」レインボーカレーとなみえ焼きそばががっちり握手
第15回もとまち青空フェスティバルが10月6日、本町の桑島記念館広場前を主会場に開かれ、秋晴れのもと多彩な催しでにぎわいました。レインボープラン推進協議会も毎年参加、新鮮なレインボー認証野菜の直売とその野菜をふんだんに使ったレインボーカレーが好評です。
まちとむらを食でつなごう、という思いから生まれたレインボーカレーですが、『食』に込めた思いは様々な絆を引き出します。
「福幸ファーム」をご存知ですか?NPOレインボープラン市民農場が、福島県から長井市に避難している方々の交流のために設けた農場で、避難者が主体となって野菜や米づくりに励んでいます。昨年からこの福幸ファームもレインボーカレーづくりに協力していますが、今年はここに『なみえ焼そば』が加わりました。復興支援への感謝を伝えたいと浪江町商工会青年部有志が駆けつけ、うどんのように太い中華麺で知られる『なみえ焼そば』を実演提供、カレーと焼そば合わせて約300食が振る舞われました。振る舞いですが、皆さん笑顔でカンパの箱に寄金していました。
テントの下の食堂は家族連れでいっぱい。カレーを食べ終えた女の子2人に質問してみました。「おいしかった?」「はい!」「レインボー野菜って知ってる?」「学校で習った」「その野菜を10種類も入れて野菜の水分で煮るの」「ふーん、コクがあるね」。おお、コクの分かる小学生でした。
B-1グランプリ(ご当地グルメで地域活性化をはかる全国規模の祭典)の主役級『なみえ焼そば』には長い行列ができて、一時はかなり待ち時間がありましたが、だれもイライラしていません。インターネットでもとまち青空フェスティバルのことを知り、宮城県栗原市から来場したという若い女性は、「長井に来るのは初めて。なみえ焼そばも今日初めて食べました。長井は静かで緑がいっぱいあっていいところ、来てみてよかった」と話しました。
待つこと、味わうこと、思いがけない出会い、すべてが楽しいフェスティバルです。来年はぜひのぞいてみませんか?
大人気の『なみえ焼そば』は福島県浪江町の名物グルメ
広報ながい2013年11月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事
2013.11.01:
rainbow
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