レインボープラン推進協議会

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レインボープラン推進協議会では、市民の皆さんに食や環境への関心を高めてもらおうと平成15年から寿限無講座を開催しています。

18回目となる今回は3月10日、交流センターふらりを会場に「子どもたちのいのちと食」というテーマで開催されました。長井市学校給食共同調理場栄養教諭の佐藤朋江さんに「子どもたちの“いのち”と“食”を考える」と題してお話ししていただき、その後に、長井市内の学校で食べられている給食の試食を行いました。

佐藤先生は「朝食が大事ということを知っているだけでなく、実行することがいい一日につながる。そして継続が子どもの未来へつながっていく」と話し、給食で提供されているご飯の食べ残しが多いことにも触れ、ご飯をしっかり食べてほしいと強調しました。

また、「豊かな時代だからこそ、もう一度「食」について考えてほしい。食べ残しが溢れる一方で、食べるものがなくいのちをつなぐことができない人々がたくさんいる。いのちを大切に思い、感謝することができる子どもたちを育んでいけたら」と調理場だより「いのち」に込めた思いを話しました。給食の試食では、レインボー野菜を使った学校給食メニューの試食が行われ、参加した子どもたちの「おいしい!おかわり!」の声が響きました。

 参加者からは、「毎日の積み重ねが大事だと改めて思った」、「個食ではなく、家族で食べることが大切だと実感した」などの感想が聞かれました。

 子どもの時に身についた食習慣は大人になってもなかなか変えられないもの。その意味でも、毎日の「食」が子どもの未来につながっているのではないでしょうか。家庭だけでなく、学校や地域ぐるみで子どもたちの「食」を育んでいきたいものです。


おいしいとの声が飛び交った給食メニューの試食


広報ながい 2013年4月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事

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