レインボープラン推進協議会

レインボープラン推進協議会
ログイン


5月25日推進協議会の役員会が開かれました。
議題は、18年度の事業実績と決算、及び19年度の事業計画案と
予算案の審議で、いずれも平成19年度の通常総会に付する議案の検討。
18年度の事業総括と19年度の基本的な運営方針については会長が説明、
各事業についてはそれぞれ部会長が説明した。
これに対し意見の交換がなされ大筋で原案が承認された。

なお、総会は6月28日(木)午後1時30分から勤労センター視聴覚室で。
総会は従来から市民に公開、今年からは市議会議員にも案内を出しており、
市民にも傍聴を呼びかけている。


役員会の様子

2007.06.27:rainbowコメント(0):[メモ/]

1月24日、内谷新長井市長とレインボープラン関係者とのはじめての懇談の場を持って頂きました。市側からは市長のほか、企画調整課長、レインボープラン推進係担当補佐が出席し、レインボープラン側からは江口会長等三役、市民ガイド、NPO法人の竹田「市民農場」理事長と渡部「市民市場・虹の駅」理事長が出席しました。

最初に市長から「就任1ヶ月を経て、今、新年度の予算編成作業に入っている。財政が想像以上に厳しいが、何とかお金をかけないで市の振興発展をはかって行きたいので皆さんからもよろしくお願いしたい。」と挨拶があり、更に「これから地域や各団体で話をする機会が多くなるが市政運営の柱として次の3点を挙げられました。

1長井市基本構想・基本計画の理解を得ていただく努力をする。
「協働のまちづくり」をことばだけでなくを実のあるものにしたい。
2地域コミュニティーの重要性を説き、具体的な活動をお願いする。
3レインボープランの理念を根付かせてまちづくりに活かし、市の活性化に役立てる。

レインボープラン側からは、江口会長が「長年の取り組みにより、元旦のNHK番組で全国に紹介されるなど外部からの評価が高まっているが課題も山積している。行政との連携を強化することで市民への更なる理解により、市の活性化に寄与できるように頑張って行きたい」と述べ、各出席者が取り組み中で感じていることなどを話し合った。その中で、「理念先行といわれ実績の数字が上がらない反省があるが生産流通の面で言えば行政、農業委員会ともっと連携を密にすることが課題である。」「レインボープランをまちづくりに活かそうとするなら既存の予算のなかで何ができるか職員から知恵を引き出して欲しい」などの話が出された。

最後に、市長から「今後も皆さんと話し合う場を持ちたいのでよろしく」との話があり予定を超える有意義な懇談になりました。




2007.04.04:rainbowコメント(0):[メモ/]

 アウトドアの専門誌「BE-PAL(ビーパル)」(小学館発行の雑誌)の
誌上でレインボープランを紹介するためレポーターとカメラマンのお二人が、
市役所、虹の駅、市民農場などを精力的に取材しました。
うん?アウトドアとレインボープラン。
うーん、やっぱり食、農、環境、田舎暮らし、体験農業などなどを
アウトドア専門誌が見逃すはずは無かったのですね。
そういう時代なのですね。読者には団塊の世代も多いのだそうですし、
何せ人間如何に生きるかですからね。
「桜回廊」も人気上昇中ですし「レインボープランの長井にござっとこやぇ」

 かつて、山形県を訪れたライシャーワーさんは
「ここには本当の日本がある」と話されたそうですが、山形県の中でも
置賜地方は心豊かな「本当の日本・本当の田舎」が残っている地域のひとつだと
思います。心豊かな人たちと自然豊かな置賜地方はいま、
「置賜さくら回廊」で人気上昇中です。国の天然記念「久保桜」、
県文化財指定の「大明神桜」、白鷹町の「古典桜群」、満開の桜の下で
演じられる農民芸能・高玉芝居も見ものです。開花は20日過ぎでしょうか。
(※「さくら回廊」で検索なさると豊富な情報があります。)
お帰りには、「NPOレインボープラン市民市場・虹の駅」で、
季節の産物をお土産にお買い求めください。
市民農場のイチゴが狙い目ですよ。
(ちなみに、5月末までの営業時間は10:00から13:00までです。)
また、「NPOレインボープラン市民農場」では毎朝(当分3・4日毎に)
イチゴの直売を行っています。有機栽培適用農薬を1回だけ散布しています。
安全で美味しいですよ。

※なお、今回の取材記事は「BE-PAL5月号」(4月10日(火)発売)の
誌上に掲載になります。


市民農場での取材対応


夜の久保桜(昨年4月28日撮影)

2007.03.29:rainbowコメント(0):[メモ/]

 2月2日、今年の元旦、夜のゴールデンタイムに放送された
「NHKスペシャル・ふるさとからのメッセージ」の番組つくりで
長井市のレインボープランとロボット開発に取り組んだ長井工業高校と
それを支援した町工場など産業界との連携などを取材した
ディレクター、カメラマンそれに山形放送局長など幹部職員が取材の対象者
など関係者の出席を求めて開いたもの。
 地元側からの出席者は、町工場の経営者とロボット関係者、
レインボープラン関係者。それぞれ番組の主役級から裏方の代表者まで
合わせて15名ほど。
 NHK側からは今回の取材協力への謝意と番組つくりの狙いや経過、
特に、地方が深刻な財政難で苦しんでいる中で次の世代を見つめ
「地域を活気付けるのは自分たちだ」との取り組みが地域再生のモデルで
あると紹介したことに対する放映後の反響が高かったことなどの説明が
ありました。また、取材に多くの日数をかけたのに放映時間が10分足らずと
短く取材協力者の不満もあったのではとの思いと、全国放送後に大きな
反響があったことから、長井市分を県内向けの「山形スペシャル」として
25分番組に再編集して前後3回の放映を決定したこと。
更に5月10日午後5時30分から「クローズアップ東北」で再々放映することに
決定したことが伝えられました。担当ディレクターからは取材を通じて
豊かな地域であることを実感し、意欲的に制作に取り組めたこと、
締めくくりのコメントは「世代を超えて誇れるふるさとづくりにしたい
という思いが長井の人々をつないでいます。」でした。

 なお、全国放送の中で、評論家の内橋克人さんは
「長井の取り組みは世界的にも地域再生のモデルだといわれているが
財政は極めて厳しい状況にある。追い詰められたからこそ生まれたもので、
苦しんだ地域だから再生への突破口があった、そこに長井の先進性がある」
とのコメントを述べておられました。


NHKの「地域応援キャンペー」に相応しいミーティングでした


2007.03.28:rainbowコメント(0):[メモ/]

 1月24日、韓国全羅北道東部地区の水稲栽培組合員等22名が
環境保全型農業と土づくりを学ぶためにレインボープランの視察に
おいでになりました。
一行は、レインボー認証農作物を食材としている「レインボープラン参加店」で
昼食後、市民ガイドの案内でコンポストセンターを視察し、専業農家である
レインボープラン推進協議会の若林副会長にも加わっていただき
事業概要や日本の水稲栽培について説明をしました。
一行からは、有機栽培についての質問から政府の農業政策、特に補助事業に
ついて地方の生産者の受け止め方など広範囲な質問がなされ、
回答者も真剣に答えていました。
 なお、一行とは別に2月22日にも韓国・ソウル大学の教授と東京大学の
韓国人留学生が視察に見えていました。




2007.03.28:rainbowコメント(0):[メモ/]

 1月19日、推進協議会の役員会が勤労センターで開かれました。
江口会長は、挨拶の中で
「レインボープランは動き出して20年も経ているがこの程度かとの話も聞く。
確かに課題もあるが地域づくりの「ながーい計画」として取り組む必要が
ある。市政でも(市長が代わったので)レインボープランの理念を
まちづくりに活かしたいとの意向が強くなっているので一緒になって
取り組んでいきたい。また、お正月にNHK・TVがスペシャル番組で
レインボープランを取り上げてくれたし、朝日新聞の報道によると
東北地方で2025年に伸び率の高い地域のナンバーワンに長井市が
挙げられていた。期待に恥じないよう地道に歩んで生きたい」と述べた。

議題の1は生産体制について。

米の域外出荷問題についてJAと協議が進んでいることとコンポストの販売が、
畜産堆肥の安売りの影響を受け、在庫が目立っていることの報告を受けて討議。

◆レインボープランを地域ブランドとして売り出そうとしても
 市場からの評価を受けられるとは限らない。
◆まちづくりの視点より産業振興の視点で取り組むべきだ

などの意見が出された。
当面、農業振興の視点に立って行政(農業委員会、農林課)を
含め取り組むこととなった。

議題の2は認証制度の取り扱いと適用について。

10年前、協議会独自の基準ではじめた認証制度も周りの環境が様変わりして、
見直しの必要があること。参加農家が少なくなっているのは、
小規模高齢者の取り組みから始まったこともあり、記帳など運用上の煩雑さや
高齢のため耕作そのものをやめる農家が出る反面、新規取り組みが
少ないことも原因との事務局説明あり。
レインボーコンポストを圃場に散布すれば、農薬や化学肥料の規制を問わず
慣行栽培でも「レインボーコンポストを施肥した圃場」として
圃場認証を導入しようする新たな提案とこれまでの認証基準を継承するもの
との2本立ての制度に改めることについて討議した。


◆土壌条件がそれぞれ違うのだから圃場毎、ハウス毎、作目毎に対応できるので
 圃場認証は良い。
◆少量多品目栽培(混栽)ではドリフト(農薬飛散)には対応できないため、
 県の特別栽培認証基準にも合致しない。
◆消費者に対する生産者責任はどこまでもある、栽培管理簿は継続を求めたい。
◆レインボー農産物のトーンダウンは避けられない。
◆特別栽培品を始めほとんどの認証チェックは書類審査で、
 消費者との信頼関係になる。
◆残留農薬などの問題は食品衛生法上のことで「認証」とは直接に
 関係はないがイメージダウンにならないか。
◆現在、長井市ではレインボー米は特別栽培米として行政上の特典
 (転作作物として5パーセントの収量減を認め助成)を与えているが、
 圃場認証制度となれば見直しも検討。

以上のような議論を経て、原則的に事務局提案の圃場認証と
従来の認証の2本立て制度とすることで大筋で合意。
その他、1.計画申請時の認証、2.認証シールの取り扱い、
3.特別栽培農産物適用の見直し、4.認証委員会の新たな設置について原案を承認、
具体的な課題については更に事務局で詰めることになった。

その他、レインボープラン講師派遣事業実施用要領の確認がなされた。


課題を慎重に審議した役員会



2007.03.15:rainbowコメント(0):[メモ/]