トピックス
レインボープラン推進協議会では「地元農産物を活用した名産品づくり調査研究事業」の一環として、野菜の下処理加工の調査や研究に取り組んでいます。
生産者からの「規格外野菜や収穫最盛期の生産過剰ぎみの野菜を活かしてほしい」という要望と、事業者からの「下処理をしてもらえばもっと手軽で、使いやすくなる」という声を受けて、市外の加工場に依頼し、えだまめ(秘伝)、にんじん、かぼちゃの乾燥パウダーを試作しました。 できあがった野菜パウダーの風味や使い勝手を市民のみなさんに試してもらおうと、専門家に依頼し、家庭や飲食店向けのレシピを開発中ですが、この度、親子で楽しめる菓子のレシピが完成し、関係者が参加しての試食会が行われました。 試食会のお菓子レシピは、生地に野菜パウダーを混ぜ込んだ、えだまめとかぼちゃのクレープ。どちらも野菜そのものの風味と色が活かされ、やさしい味わいに仕上がりました。 試食会の参加者からは、野菜の甘みが出ていた、香りも残っていてよかった、野菜嫌いの子どもに食べさせたいなどの声が聞かれました。 野菜パウダーは活用の幅が広く、家庭でもいろいろな料理に使えそうという意見も出されました。 3月には、試食会のレシピをもとにした親子でのお菓子づくり体験会を予定しています。興味をお持ちの方はぜひご参加ください。 (詳細は2月15日号でお知らせします。) 実習を交えての試食会の様子 できあがった「えだまめクレープ」 広報ながい 2013年2月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事 |
平成23年度に実施した「おいしいレインボープラン研究開発事業」では、生産者が心を込め手間ひまをかけて栽培したレインボー野菜が形を変え、個性豊かなレインボー野菜スイーツが誕生しました。
その取り組みの中で、生産者からは「規格外の野菜や収穫最盛期の生産過剰ぎみの野菜を活かしてもらえないか」。また事業者からは、「野菜を下処理加工してもらえば一年を通して手軽に使えるんだが」という要望が出されました。 その要望を受けて、今年度は長井の安心安全な農産物を活用した下処理加工の調査や研究に取り組んでいます。それら下処理加工品が市内で製造されるようになれば、長井の名産品づくりにつながったり、飲食店や家庭で地場農産物がもっと利用しやすくなるのではないかと期待しています。 そこで、プロジェクト会議で話し合い、専門家の助言を受けたりしながら様々な加工方法を研究していますが、その中から「野菜の乾燥パウダー」を試作してみることになりました。市外の加工場に依頼し、えだまめ(秘伝)・にんじん・かぼちゃの3種類を製造。どれも素材の色と風味が活かされたパウダーに仕上がりました。保存性に富み調理方法のバリエーションも広がりそうです。 現在は、その野菜パウダーを使ったお菓子と料理のレシピを開発中です。 また、試食会やレシピを使っての親子でのお菓子づくり体験会も予定しています。 生産者の思いがつまった野菜たち。作る人、食べる人の期待も加わって姿を変え生まれ変わります。どんな姿になるか、楽しみにお待ちください。 専門家を招いての第1回勉強会の様子 広報ながい 2013年1月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事 |
今年も明治大学農学部食料環境政策学科共生社会論研究室の3年生10名が、10月29日から11月4日までの日程で長井市を訪れました。
5年目となるこの現地研修は、講義だけでは学ぶことのできない現場の人と人が生み出す「空間」を体感し、レインボープランを学ぶものです。 レインボープランの仕組みができるまでの経緯や行政と市民の協働のしくみを、関係者への聞き取りから、また農家へのインタビュー、市民への街頭アンケートなどのフィールドワークを通して学び、地域コミュニティーのあり方、市民パワーの重要性などについても調査しました。 そして、研修の最終日には成果発表会が行われました。 学生たちから見た長井市の印象、レインボープランに対する市民の意識、そしてレインボープランの今後について、新鮮な発想での成果発表会となりました。 学生たちが注目したのは「循環」という考え方。生ごみの堆肥化を通じて、消費者と生産者がつながる循環の輪に参加していることは長井市民の幸福感につながっているだろうか、という視点に立った発表や、同じ地域に暮らす者として、職域を越えて協力しあうという姿を「貢献の循環」と捉えた発表がされました。 また、循環と地域の支え合いを体感できるレインボープランならではの特長を活かした、アグリセラピーという具体的な提案もされました。 就職活動など様々なストレスや悩みを抱える学生を、レインボープラン市民農場や認証生産者が援農ボランティアとして受け入れるもので、学生が農業体験を通じて自分や社会を見つめ直す一方で、市のPRや定住促進へつなげるという内容でした。 「人と人とのつながり」がもたらす循環の輪は、レインボープランを核としたまちづくりの大事な要素です。限られた日程の現地研修でしたが、学生たちはそれを確かに感じたようでした。 自分が人の役に立っている、貢献していると実感できることが、誇りや幸福感につながり、人と人が支え合う「循環型地域づくり」につながっていくのではないでしょうか。 【生ごみ出し見学の写真】 生ごみ出しや街頭アンケートなどに協力くださった市民の皆さん、ありがとうございました。 広報ながい 2012年12月1日号内 「虹の郷発希望行き」掲載記事 |
Copyright (C) 2005 レインボープラン推進協議会
▽「レインボープラン推進委員・市民ガイドを募集しています
(レインボープラン推進協議会)
【3月29日更新】
▽「子どもたちのいのちと食」寿限無講座が開催されました
(レインボープラン推進協議会)
【3月29日更新】
▽野菜パウダーを使ったお菓子づくり親子体験教室を開催しました!
(レインボープラン推進協議会)
【3月5日更新】
▽いのちをつなごう〜被災地との絆が甦らせた長井の名酒
(レインボープラン推進協議会)
【2月8日更新】
▽レインボー野菜パウダーを使った料理の試食会を開催しました
(レインボープラン推進協議会)
【2月4日更新】
▽作ってみました、食べてみました、レインボー野菜パウダー
(レインボープラン推進協議会)