naomiの写メール日記〜ブログ版〜

小田原のごくごく普通のマダムとおしゃべりしていた時のことです。

「最近、骨髄バンクに登録しようかなぁって考える事があるんです。やっぱり相当痛いんですよねぇ。何日か休まなくちゃいけないんでしょうかねぇ。」
娘を持つマダムは、それに対しどう思うのか…とても興味があったので聞いてみました。

彼女は答えました。
「昔、何か問題があって、それ以来ドナーが減ったらしいんだけど、今は大丈夫かしら。人の命を救えるならやりたいわよねぇ。今のところ、私は考えてないけど…でも身内の人間が病気になったりしたら、きっと私はやるわ。」

確かに、身近にそういう人間がいないと、自分の中で問題意識として実感できないものだと思います。

マダムは続けました。
「ただね、自分が死んだら検体はするつもりで、周りに「私が死んだら絶対に検体に回して」って言ってるの。お葬式でお金かからないように。その分、子供たちに回してあげたいから。」

発想に度肝を抜かれましたが、真剣に言っていたので、母とは本当に強いんだなぁと思いました。

「ただねぇ、そういう人多いらしくて、最近検体も余ってるんですって。」

そういう人、多いんだぁー!!とびっくりしましたが、これがマダムのもっぱらの悩みの一つだそうです。
確かに、自分のお葬式などにお金をかけてほしくないし、お墓の納骨堂も広くないからすぐ満員になるし。新たに買うとお墓って値段が高いし。私もそうしようかなぁ…。

母とは強いですね。
2006.02.20:naomina:[メモ/生活]


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