メモ
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ワクワクしながら中を開けると、一週間後に発売のコンピレーションアルバムが入っていました。ハワイ島のカフェで撮影されたジャケットが素敵です。額の配置がカセットテープみたいでしょ。ちなみに写真はレーベルの上司が撮りました。 私たちはアイルトン セナの曲と、五月という曲で参加しています。 五月は、私が歌詞を書いています。平和を願う歌にしました。「星の涙はもみの木に降る」という一節。クリスマスツリーに沢山ついたキラキラ飾りは、絶えない争いに嘆く星の涙かしら… という意味合いが込められています。どうみても難しい問題である、「平和」を願う心を、自分なりに表現できる事は音楽家冥利につきます。音楽家になってよかったと思います。
ダイニングでコーヒー片手に全部聴き終えると、窓の外に見える台風前の空と海が、裏ジャケットのハワイの地平線とだぶってみえました。振り返ると、いまだ部屋の隅で落ち込むミーナでした。ここはハワイでなく小田原だな…。現実に引き戻されたのでした(+_+)
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さて、録音の方ですが、石造りの部屋で行いました。石の香りや音の響きが、曲の中から伝わってくる様な、そんな音に録れました。発売は冬です。詳しく分かったら発表しますね(^o^) 。私の後はチナボンの録音でした。チナボンとは江の島以来。居残りして聴いていましたが、チナボンも自作曲ですてきな仕上がりになってますよ!
無事レコーディングが終了し、チナボンと下北沢の駅まで一緒に帰りました。同じパート(私もチナボンもギターとボーカル)の人間と会う機会はあまりないので、話題は自然に、同じパートの人間にしか分からないQになりました。年齢もライフスタイルも似ているので、なおさら心が分かるのでした。楽典(音楽理論)の事や、歌い手としての生活の事などなど。また明日歌う為には、どんなに楽しい事があっても、悲しい事があっても、食べ物に気をつけて、夜は寝て、喉が充血しないように体を作っていかねばなりません。時間を見付けては、勉強しなくてはいけないし。でもまわりを見れば、同じ世代の子は夜遅くまで飲みに行って、楽しそうだったりするのです。そんな時はとても寂しくなります。チナボンと話をするうちに、自分だけじゃないんだなぁとほっとしました。私もがんばろう!!!
ヘトヘトだったけど何だかとても元気が出て、心が青空になりました。
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録音前にゴローさんと打ち合わせをして演奏してみると、それなりにボサノバっぽくなるから不思議です。最後のYeah!と掛け声は省略してもらいました。
一発録り(みんな同時に録音する事。なので誰かが間違ったりするとやり直し!メリットはお互いの呼吸が分かるので、曲の道しるべがある事。普通は一人づつ録音して重ねていく。)で、意外にも短時間でokテイクがとれました。ほっとしました。
今から別のレコーディングです。いってきます!
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そしてあえて響きの弱いeで文をとめたことによって、一端曲はデクレシェンド(弱くしていく)して再びクレシェンド(大きくしていく)するのです。歌詞が先か曲が先かは分かりませんが、緻密に計算されています。歌詞と曲は二つで一つなのだと、よく思います。素晴らしいでしょ?
窓辺でまどろむミーナのおしり。丸いです(^o^)
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曲を書いた後、参考になればと、彼女に「歌詞はどんなのがいい?」と聞くと、まさか!?な答えが返ってきたのです。「おうちで鼻唄でフンフンって歌えるように、日本語以外の言葉がいい!」と言われました。想定範囲外でした。
がんばってみたものの、作った曲から外国語は聞こえてきません。しかしレコーディングが差し迫ってしまい、頭を切り替える事にしました。普段はメロデ?から歌詞を導くのですが、今回は曲を考えずに、まず文を作り、その後にメロディーにはめていく方法をとりました。出来上がった歌を録音して最終手直しをして、ついに完成!!間に合った…。詩人ってすごいなーと思います。
明日はボサノバの詩についてお話しします。お楽しみに!
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写真も絵も、本当に奥が深いと思います。写真なんて一瞬ですからね。撮影した葉子さんってスゴイです(^o^)。
さて、今日は一日詩人になります。あさってのレコーディング用の歌詞を書かねばならないのです…(>_
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いつか海の近くで平屋の庭付きの家を持ちたいと思ったりもしましたが、平屋はやめます。避難所近くの、地下なし(雨水が流れ込まないように)、二階建ての、鉄筋の、耐震構造の、雨戸付きの、ベランダから海が見えるような家…。こんな家を夢見つつ…外は大嵐。
怖い時はmy favorite thingsみたいに楽しい事を考えよう!台風の夜、ミーナと二人で夢を語り合ったのでした。
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ショック!
でも不幸中の幸いではだける事もなく、あってもなくてもいいパーツでよかったです。
ライブの方も何とか終えて楽しい夏の想いでになりました。
また来年もやりたいイベントでした。もちろん水着持参でね!
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そんな不安定な娘時代に、近所の海辺でやっていた、年に一度のジャズフェスティバルが毎年楽しみで仕方がありませんでした。今思えば、私が初めてボサノバを知ったのも、そのジャズフェスで小野リサさんを見た時でした。初めてのボサノバは蜂蜜色に輝いて見えました。リズムは波みたいで、ハーモニーは虹みたいにカラフルで、メロディーは海風みたいに優しく聞こえました。
今度は私が誰かを音楽でほんの少しでも救えたらと思います。やった事は返ってくるって言うけど、もらった物はあげなくちゃ。
世の中は見えない縁で繋がってるのかもしれませんね。
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新しいコンピレーションアルバムが9/14に発売になります。当日はそのアルバムに収録されているセナの曲も御披露できればと思います。がんばって練習します。
夏の終りをボサノバで一緒に楽しみましょうね!
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勉強といえば、最近アベセデールとかいうアルファベットをクロスステッチで刺繍するフランスの伝統的な刺繍の本を買いました。数ヶ月探していて、ようやく都内の本屋で見付けたのです。凝り性な私の事なので、きっと持ち物の至るところに刺繍が見られるようになる事でしょう。本来ならこういった刺繍などは子供の頃にしっかり身につけておく事柄なのでしょうね。今からでも遅くない!友達の子供のゼッケンも刺繍で名前が入れられるくらいになる予定です。
写真はふとんからはみ出たミーナのしっぽ。
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不思議なもので、フィギュアなどのおまけ付きの商品はひときわ輝いて見えるものです。
今日選んだのは、東京ボサノバでお世話になっているサッポロビールさんの発泡酒。おまけは「九州物産展フィギュア」で、大好きな白熊アイス、西郷どん、めんたいこ、吉野々里遺跡、佐世保造船場、温泉美人(もちろんフィギュア!)がついてきます。私もワクワクしながらおまけの箱を開けてみると、熊本城が出てきました。すごく繊細に出来ててびっくりしました。これは集めたくなりますよね。まんまとサッポロビールの思う壺にはまったようです。当面のマイチョイスビールはこれに決定。
明日は白熊アイスを狙います。
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そんな中、浮き輪につかまった子供が300メートルくらい流されてしまいました(自分で泳いでいったらしい)。
サーフレスキューの男性が、なんとボードの上に正座したままパドリングして(しかも速い!)注意しに行き、二人とも無事帰還しました。よかった!この辺りの子供達は小さい頃からサーフィンをやる子が多く、海にいる大人は、知らない子でも海に入って技術指導や注意をしている姿が目につきます。地域特有の暗黙のルールのようです。
皆様も水にはお気を付けくださいね。
copyright/naomina
アルケミストという作品で、作者はMR パウロ コエーリョ。超売れっ子ブラジル人作家で、本屋さんの洋書のコーナーに行くと、彼の本は必ずいくつかあります。 自分の意思で羊飼いになった少年が、いろんな場所に旅していく話。生きていくという事は、毎日新しい事を見つけていく事だ…というところが大好きです。文章も、出てくる物事もシンプルなのですが、たくさんの意味を持ち、奥深さがあります。星の王子様と共通点があるかもしれません。あまり話すと、これから読まれる方の楽しみを奪ってしまうので、内容はこの辺で。 写真左はアンブレラ マンという作品で、最近話題の「チャーリーとチョコレート工場」や「スキン」の作者ロールド ダールです。イギリスのウェールズの方らしく、さすがアンブレラ マンですね。
最近の洋書は、読みやすさレベルという数値がついています。
悲しい事に、私の時代は英検だったので、TOEICの感覚はまったく分かりませんが、この小説は TOEIC 740〜 らしいです。たまに知らない単語が出てくるものの、高校までしか英語の授業がなかった私でも普通に読めるので、そんなに難しいレベルではないと思います。
洋書は値段が高いので、洋書フェアの安い時にまとめて買っちゃいます。印刷されたドル値段を見ると、それと同じか少し安いくらいで買えました。得しちゃいました!
今年の秋もカフェで読書を楽しみたいと思います(^o^)