メモ
帰国した日に作ったのは、タラのソテーにネギのマリネを巻いたもの。エスペレットというバスクの名産であるスパイス(赤いけどそんなに辛くなくて少し甘い)もお皿に添えておきました。
そしてバスクのお土産の白い微発泡ワインのチャコリで乾杯しました。高い位置からグラスにドボドボっと注ぎます。チャコリは写真右です。
昨夜は、ボルドーのホテルの人に習ったワイン煮込みを作りました。
お肉と薄切り野菜を赤ワインにマリネして半日おいてから、ワインは半分以下に煮詰め、野菜はしんなり炒め、肉は小麦粉を付けて焼きます。
全てを鍋に入れて、デミグラスソースを入れて、煮込めば完成です。
お肉を焼く時にフランベをするとよいらしく、キッチンを見回したところ、頂いたシーバスリーガル18年が瓶底1センチ残っていたので、プレゼントしてくれたWさん、ごめんなさい…と思いながらも、それで初フランベしました。
ドキドキしたけど、上手にできました。こちらも美味でした!
写真左はバスクのパテ。こちらはミーナの大好物でした。
まずは言葉のなまりがあり、よく聞き取れないこと。
ふたつめは美男美女が多いこと。
街ごと世界遺産になっている美しい街ですが、最近では街中をトラム(路面電車)が走っていて、どこへ行くにもとても便利です。
この辺りにはボルドー式建築というものがあり、建物は他の地域では見た事がない造りになっています。あとは有名なものは、ワインとカヌレでしょうか。
そしてこの街で1番驚いたのは、朝食にどんぐりが出たこと。
ナッツクラッカーで割って食べます。昔、どんぐりは食べられるってたしかに聞いた事はあったけど、おいしかったのでまた食べたいです。
この地方は特有の何かがひそんでいそうで、今度またゆっくり来たいです。
ビアリッツの空港は住宅街のすぐ近くにあり、とても小さく、ライアンエアーとエールフランスとプライベートジェットしか飛んでいないようです。
私もここから帰国したかったのですが、飛行機も小さく、チケットがとれませんでした。
夕暮れ時のビアリッツの岬を散歩していたら、海の上にかかった小さな橋を見つけました。マリア像の立つ小島につながっていて、橋を渡るにはザブーンと波をかぶります。
とても波が荒く、音もすごくて、海の恐ろしさを再認識する場所でもあります。
近くにはビーチもありますが、看板に「ここにはライフセーバーはいないので、各自気をつけるように」と 書かれ、潮の流れが地図に示されていました。
ちょっぴり怖かったですが、橋を渡りました。
地球ってすごいなぁと思うくらいの大絶景でした。
信じられないくらい美しい風景ですよね。
写真はこの地域で三博士を迎えるためのならわしのようです。
この奥に子供達が火をたいて、代わる代わる火の番をしていました。こうやって三博士を迎えるのですね。
この村に来るなら、一泊くらい街中のペンションに泊まってみるのも素敵でしょう。小さな小さな村ですが、ここのよさは数時間いただけでは分からないんだろうなぁとなくなく村を後にしました。
メインストリートを歩いていると、車でパン屋さんがパンを配達していて、パンの入った袋を家のドアノブやパン用に取り付けられたドアのフックにかけていきました。
スペインで1番美しい村だそうですが、本当だと思いました。
スペインでは、クリスマスはサンタクロースではなく、三博士なので1月6日が祝日。よって国をあげてのパレードはイブにあたる5日になります。
夕方5時になるとカフェやホテルでシャンパンが振る舞われ、7時くらいから国中で三博士のパレードが行われます。
私が今いる街、カンタブリア地方のサンタンデールでも三博士のメルチョ、ガスパール、バルタサールの三人の王様のパレードがメインストリートを通り、紙吹雪が舞って素敵でした。
そしてパレードが終わるとすぐに清掃車が来て、あっという間にきれいになります。毎朝消火栓から道に放水して掃除するので、本当に綺麗な街です。
では、皆様にもFELIZ NAVIDAD!
私の宿はサンセバスチャンで最も古い建物で(戦争で焼け残った二軒のうちの一軒らしい。隣が街の中心の教会だからかも。)、オーナーはブラジル人のパウロさん。北西部の出身です。
私と同じくらいの年ですが、なんとジョアンジルベルトが大好きで、ペンションでもよく流れています。
この街の岬の丘の頂上にはキリスト像が見下ろしていて、びっくりするくらいたくさんの人が散歩をしながら海辺で過ごしています。
ボサノバが好きな方には、ぜひオススメの街です。
同じバスクとはいえ、フランスとは全く違うので驚きました。ここはバスクの中でも文化都市で、いろいろなものがありますが、やはりこの街の魅力は現地の人間と同じ行動をしてみる事だそうです。
急いで何かを捜す街ではなく、ゆったり空気に耳をすます街です。
昼から4時まではシエスタ。それからごそごそ旧市街地のバールにピンチョス(串にいろいろな具をさした食べ物。)を食べにくりだします。適当にカウンターからつまんで食べて、帰る時にいくつ食べたか申告して支払う気軽な店です。みんな少しずつ食べて何件もはしごします。たくさんの人に出会える社交の場所です。
サンタマリア教会の鐘を聞きながら、夜はゆっくり更けていきました。
バールの外では、犬が飼い主が食べ終わるのを待っていました。
よくあるショコラティエ(チョコレート屋さん)ではなく、コーヒー豆屋のように「ガーナ75%」などカカオの産地や%などで細かく分類され、板状で売っていて、それを割ってグラム売りしています。
これが今までのチョコレートは何だったの?と思うくらい美味しいです。
さて、ペイバスクはフランスの中でも美食で有名な街ですが、本当です。
フォアグラとチョコレートのテリーヌや、サラダにチョコレートソース(おそらくバルサミコとココア)など、食べるまでぎょっとするメニューですが、びっくりする美味しさです。
写真は、クリスマス市でリンゴ飴やチョコ林檎が売っていました。
バスク地方はフランスとスペインにまたがっていて、バスクというとスペイン側をさし、ペイ バスクというとフランス側をさします。
ビーチのあるリゾート地で、浜辺でサンドアートを発見しました!写真です。
ホテルのあるビアリッツから車で20分のバイオンヌに行ってみました。
あちこちのカフェから歌声が聞こえてきて、街中をバスクマーチングバンドが演奏していました。
このバスク民族は本当に優しくて、しかも日本人に似ています。音楽は日本とは全く違うけど(バスク音楽は太鼓やシンバルや鐘がつきものみたいです。にぎやか。)、そばにいてほっとするところがあります。
この民族は、7割がRHマイナスの血液型なんですって。しかも極端にB型が少ないらしいです。ここで事故にあうのだけは絶対に注意したいです(私はプラスのB型だから)。
道路の横断に妙に慎重になる今日この頃でした。
誰に言っても知らないのですが、ポワティエ戦争の、あのポワティエです。
パリからTGVで一時間半。街は丘の上にあるので、駅から鞄を持って階段を登らなくてはなりません。
一度イギリスとの戦いで街は全焼しているはずですが、それでもかなり建物で歴史を感じます。
そして思ったとおり、楽器屋が多く、弦楽器の宝庫で、ど真ん中に憧れの弦楽器であるリュートが置かれていました。
思ったより随分大きな楽器で驚きました。チューバくらいはあります。
そして13世紀のトロバドールの歌をたくさん聴くことができました。
もっともっと長くいたいけど、あと二日しかありません。
思う存分満喫したいと思います。
しかし、どうしてこんなすごい場所がマイナーなんだろう?
なぜかというと、ナオゴロのウィンターワンダーランドが、イルカとアシカのショー「スプラッシュ」で今月25日まで使われていて、がんばるイルカとアシカを応援する為です。
ショーもクリスマス仕様なんですね。
イルカプールに行く途中、無口な連れが言いました。
「クラゲって飼えるのかなぁ。」
うっ…。どこかで聞いたセリフ。
そう。ゴンチチのチチ松村さんと同じく(クラゲがお好きで、くらげに関する著書も多数あり。)、こんな身近にクラゲを飼いたいと言い出す人間がいたとは…。
でも、確かにクラゲは美しい。
ただ松村さんの本で、いかにクラゲを飼うのが難しいか知っているので、私は飼おうとは思わないけど。
そうこうしつつ、ショー、スプラッシュを見ました。
もう本物にかわいくて、これはぜひオススメです。
曲のエンディングのアシカの振り付けが最高!お近くの方はぜひどうぞ!
ちなみに写真は水族館ではなく、クリスマスのウィーンの店先です。水槽に見えてしまいそうですが。
今年初のクリスマスライブ。子供たちがたくさんいて、しあわせなひと時でした。みんなよく静かにライブを聞けましたね。
ラジオのお陰で、クリスマスはとっくに過ぎ去った感じがしていましたが、まだまだこれからですよね。
毎年歌うクリスマスソングも、年月が曲を少しずつ変えていきます。いいですよね。
さて、今年のクリスマスはパリです。ポワティエ経由でバスク地方とカンタブリア地方まで行ってきます。
トロバドールの足跡をたどるべく、ずっと行きたかったポワティエ。
どんなクリスマスの風景が待っているのか楽しみです。
熱海の駅前に、今や日本を代表するテクノロジー、巨大LEDツリーがあります。これは本物にすごいです!
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最近、毎日みんなに言われる言葉です。
忙しくて40日くらい髪を切っていないって事を言われているのかと思って三日くらい過ごしましたが、どうやらそうではなく、私の髪がどう見ても前に比べて変わったらしいのです。
自分では自分が見えないので、うまく言えませんが、髪の毛が異常にツヤツヤしてぺしゃんこになってしまいました。
美容師さんいわく、ドイツに出張した人に多い現象で、水が変わったせいで髪が柔らかくなるのだそうです。
私はドイツではなくピレネーの麓ですが、どちらも温泉があり水が特殊です。医師の診断書がないと温泉に入れてくれない所もあるくらいです。
そして、この柔らかい髪は帰国しても10年くらいはそのままなのだそうです。
これはくせっ毛に悩む人にはもってこいだと思うのですが。
いつから髪が柔らかくなったか考えてみると、おそらくビアリッツかサンセバスチャンだと思われます。
タラソテラピーも有名だし、体にいい水なんでしょうね。
水ってすごい!
写真はビアリッツの小さな港のクリスマス。赤いモールがイカリになっています。