山だと素直に挨拶ができる。
と、誰かが言っていたが、その通りだな、と思った。
登った山の名前でハッシュタグを検索したら、
途中ですれ違ったり、
山小屋で見かけた人の顔がチラホラ出てきて、
あの人はそんな心情で登っていたのかーとか、
あの人とあの人はそういう関係だったのかー
と思いながら読んだ。
下山から一夜明けて、
痛めた膝が回復したのを確認し、
蒸し暑い外気を感じてゴミ出しをするとき、
マイナスイオンに全身を包まれたようなあの山の空気が、
もう既に懐かしく感じた。
自分が山にハマることは恐らく無いだろうと思っていたが、
少なくとも山にハマる人の気持ちは、
少しだけ分かったような気がする朝です。
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