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断熱気密のお話

  • 断熱気密のお話

今回は、断熱気密のお話です。

 

しばしば、断熱と保温を混同している方がいますが、断熱材とは熱の移動を

遮断するもので、保温を助けるものではありません。

 

断熱という名前の通り、熱を遮断することができれば、一応断熱の役目は果た

すことになります。だから断熱のための素材は雪でも氷でも何でも良いのです。

但し雪や氷の家では、壁の冷輻射で長期間の居住は無理です。

 

「イグルー」や「かまくら」は、断熱と気密効果の高い仮の住居空間ともいえ

ますが、長期の生活は不可能です。熱は、空気(温度)と共に移動しますから

室内の熱を逃がさない為には、空気の移動を抑える必要があります。そこで断

熱とともに気密性能が重要になります。断熱が熱の流れを遮断することであれ

ば、気密とは空気の流れを遮断することです。

 

簡単にいえば、断熱とは外気温に室温が影響されにくい性能です。従って断熱

と気密性能は、同じ目的を持つ一対のものと考える必要があり、どちらかが不

備でも快適に保つことは出来ないのです。

 

断熱材や気密材はどんな素材で造られているのでしょうか。基本的に断熱材は、

空気を閉じ込めて移動させにくい素材が選ばれます。空気は、温めにくく冷め

にくい性質があり、断熱材の中に空気を閉じ込めて、移動させないことで断熱

性能が得られます。

 

氷や雪の家では、冷輻射で長期間は住めないとお話しましたが、快適性が求め

られる住宅には、冷輻射を起こさない、断熱材が必要になります。昔の人々が

内部が中空のカヤやアシを住宅に使用したのは、素材の中に空気層のある植物

の快適性に気が付いていたからでしょう。

2017.04.16:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

新年明けましておめでとうございます。

  • 新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのことと
お喜び申し上げます。



さて、今年も初日の出画像をUPさせていただきます。

昨年同様に裏山の公園へ初日の出を拝みに行ってまいりました。



今年は、昨年同様雪もなく暖かい元日の朝でした。




今回は、奥さんが昨年暮れに足を痛めて歩けないため私一人です。
(ちょっとさびしいですね)家を出るのが遅れてしまい息を切らしながら
坂道を急ぎました。何とか間に合いまして昨年と同様の高台に到着しっか
り場所も確保できました。





東の空を見ると既に真っ赤に染まり間もなくと言う感じです。





そうこうしていると真っ赤い染まった空に眩しいぐらいのオレンジ色の光を放つ太陽が
顔をだしました。





今年も素晴らしい初日の出を見ることが出来ました。
(何事にも感謝の気持ちを忘れない一年にしたいと思います。)

(今年もお天気に恵まれて良かったです。)





それでは、本年も「家造りと共に信頼づくり」をモットーに地域
の皆様、そして多くのお客様にお選びいただけるよう安全・
安心・健康・環境に配慮した快適な家造りをめざして技術を
磨きより一層の精進をしてまいる所存でございます。

何卒宜しくお願い申し上げます。


2017.01.03:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

良いお年をお迎えください

  • 良いお年をお迎えください
本年中は、皆様方に大変お世話になりまして
誠にありがとうございました。

 来年も地域の皆様、そして多くお客様にお選びいただけるよう
安全・安心・健康そして環境に配慮した快適な家造りをめざして
更なる努力をしてまいります。

 何卒宜しくお願い申し上げます。

 それでは皆様、良いお年をお迎えください。
2016.12.31:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

陽気がいいから出てきたの

  • 陽気がいいから出てきたの
先週の土曜日は、大安と言うことで地鎮祭にお引渡しと大切な行事が
重なっており、お天気が心配でしたが、暑いくらいの好天に恵まれ安心
いたしました。

地鎮祭を執り行われたお客様・お引渡しをお受け頂きましたお客様
【誠におめでとうございます。】そして有難うございました。
これからも、私共大東住宅をよろしくお願い申しあげます。

私も午前中の地鎮祭に出席させていただきました。皆様笑顔でとても
良いお式でございました。

午後より事務所で協力業者の方々とお打合せがございまして何やかや
と午後五時近くとなりました。ふと外を見たら陽気のせいか野ウサギ
が立っておりました。春なのでチョットスマート(やせっぽち)な
ウサギです。(野ウサギですからね~)逃げないうちと慌てて撮影(窓
ガラス越し)次に外へ出てもう一枚と思ったら素早く林の中へ戻っちゃ
いました。



さすが、わが社の事務所は、自然の王国ですね・・・ほっとします。

今度は、キツネかタヌキが現れるでしょうか・・・わくわくします。
(わくわく動物ランドな~んちゃって)

でも熊は、ご勘弁願います。
2016.05.16:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

快適性を考える その2

前回に続いて快適性について考えます。

今回は、快適な室内環境についてです。

快適な室内環境とは、どんな条件なのでしょうか・・・


国交省が策定した、住環境の目安となるガイドラインが下記の8項目です。

*室温は冬期は20℃前後、夏期は28℃が最も快適です。

*湿度は年間を通して 45~60%が最適です。

*室内の水平温度分布差は2~3℃前後が目安です。

*建物の垂直温度分布差は3℃以下です。

*換気回数は24時間計画換気で(0.5回/時)の環境が良好です。

*室内気流速度は(0.1~0.2m/秒)が理想的です。

*室内の一酸化炭素・二酸化炭素濃度は一酸化炭素で(10PPm以下)がベスト。
 二酸化炭素では(1000PPm以下)が基準値(厚生労働省ガイドライン)

*ホルムアルデヒド濃度は(0.08PPm以下)が基準値です。


 上記のような住環境を少量なエネルギーで作り出すには当然ながら
高性能な住宅が必要ですね。

 健康的な住環境を志向していけば、住宅は自ずと省エネ住宅となり二酸化炭素
排出量の削減の観点からも地球環境にやさしい建物になります。

健康的な高性能住宅は、様々な面から人類に貢献出来るのですね
2016.05.03:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]