鹿島アントラーズの小笠原が引退した。
自分と同じ年齢、東北出身ということで昔から注目してきたけど、振り返ってみると、ものすごい活躍、実績を残してきたんだなと感じる。
今回ACLのタイトルを獲得したけど、ルヴァン杯、Jリーグ、天皇杯とかなりのタイトルを獲得してきた。鹿島といえば、タイトル当たり前という感じすらあるけど、それもチームの雰囲気を作り上げる存在がいたからだと思う、それが小笠原、鹿島の伝統を体現する男がいたからだ。
勝利するためになにをすればいいのかがわかっている、その存在は本当にでかい、それは相手チーム、相手サポーターから嫌がられていることでわかるだろう。
そして、彼の存在がさらにクローズアップした出来事といえば、東日本大震災である。
彼の故郷である岩手県も被災地となり、地元を救うために何ができるのか、模索しながら力強く行動していった姿が大きく取り上げられた。元々、口数が少なく、みんなを引っ張っていくというよりは自分についてこいというイメージがあったけど、この件で、そんなイメージを壊す必死さがたくさんの人を動かしたと思う。
しかし、サッカーでは背中で語るリーダーシップに彼を観ていろんなことを学んだ選手は多いと思う。そんな選手たちがこれからの鹿島をどう形作っていくのか、これからも要チェックだな。
そして、次のステージに進む小笠原がどのような活躍するのか、こちらも期待ですね。
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