この土壇場でハットトリックをするとは誰が思っただろうか。
南米予選の最終節、アルゼンチンはエクアドルのホームでの試合となった。元々標高の高い国で、今回戦うスタジアムの標高は2,800メートルという場所だ。自分は経験したことがないので、わからないけど、標高が高いとボールの変化が違うらしい。まぁ、空気が薄いから運動するのにきついのではないかという部分は想像できるけど、ボールの変化が違うとなると、やはり慣れているほうが有利だろう。実際にアルゼンチンがこのエクアドルのホームで試合に勝利したときはいつなんだろうとさかのぼると、2001年まで戻らないといけない。そんな長い間、勝利することができなかった場所で、どうしても勝たないといけない状況にな追い詰められた。そんな中、開始早々、失点してしまう。しかし、メッシが同点に追いつき、そして勝ち越すゴールをあげる。後半に入ると、さらにゴールし、ハットトリックをしてアルゼンチンを勝利に導いた。
勝ち越したときのメッシの表情、そして、3点目を取ったときのアルゼンチンチームみんなの喜びよう、半端なかったな。これが強豪国の重圧かと感じた。それにしても、この大事な1戦で大活躍するとはさすがだと言わざるを得ない。アルゼンチン、メッシがいないワールドカップはどこかさびしい感じがしたので、個人的には良かった。あとは本大会どこまで躍進できるかは見てみないとわからんが、とにかく楽しみだ。
一方、ヨーロッパではオランダが敗退した。まぁ、その前の試合から絶望的な状況で最後のスウェーデン戦で7点差で勝たないといけないというほとんど不可能な話だった。結果、2-0でオランダが勝利したけど、やはり7点差は無理だったな。ユーロに続き、ワールドカップも出られないということで、厳しい状況にあるけど、なんとかまたこれからたてなおしてほしいね。
それにしても、ヨーロッパ、南米の予選はやはり厳しいな。
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