柳沢敦引退

ついにこの時が来たか。

といっても、こんなに早く来るとは思っていなかった。

確かに出場機会自体は減ってきていることは感じていたもののまだまだがんばってくれるものだと思っていた。

自分の中では唯一無二のレジェンド。

高校卒業しはじめのころはけっこうスピードある突破のシーンがあり、すげえかっこいいな~と思っていた。次第にポストプレイに磨きをかけ、ワンタッチで味方に繋げて攻撃の潤滑油として欠かせない存在になっていた。一番有名なゴールは2001年のイタリア戦でのボレーシュートだろうか。サッカーにそんなに興味を持っていない友達と観ていたけど、その友達ですらすげえとうなったほどのインパクトだったな。ただ、一番インパクトのあるシーンといったら、ドイツワールドカップのクロアチア戦になるだろう。素直に押し込めば入るボールが来たのだが、それを外してしまったので、世間の印象は悪かった。世間のイメージが悪いことについてさらに言えば、FWなのにゴールにこだわらない姿勢もあった。ずっと決定力がないと言われ続けてきたが、実際は海外でプレイしていた時期があったにも関わらず、Jリーグで100ゴール以上決めている数少ない選手なのだ。多分、そんなにゴールを決めているのに外しているシーンばかりイメージするのはそれだけチャンスを多く作ったからだろう。それは味方の選手にも恵まれていたのもあるだろうが、パスを引きだす動きが優れていたといえる。さらにテクニックもあったし、海外で活躍してほしかったな。

今後はいい選手を育ててほしい。

そして、監督姿も観てみたいものだ。

 

 

 

 

2014.12.04:[サッカー]

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