天皇杯 決勝


昨日は天皇杯の決勝戦が行われました。
鹿島アントラーズvs清水エスパルスとの戦いで、2-1で鹿島が勝利し、優勝しました。

客観的に見て、なかなか面白い試合でした。
前半は鹿島がペースを握り、中盤での厳しいプレスからボールを保持し、回して攻めていっていました。清水の中盤に兵藤がいないってこともあり、若干、清水の中盤の歯車が微妙に狂っているところを修正する時間を与えず、攻めていったあたり、試合運びが狡猾な鹿島はさすがだった。

そんな流れの中、CKからガブリエルがきれいに合わせ、ゴール。
けっこう変化があるボールながらもうまくとらえたな。

後半になると、前半が嘘のように清水の猛攻が始まる。
清水ならではの分厚い攻撃だったが、そんな流れの中でもカウンターで効果的に攻める場面もあったりした鹿島の流れだなと思っていたら、一本の縦パスに反応したヨンセンがオフサイドぎりぎりに飛び出しでGKと一対一となり、絶妙なループシュートを放つ。それに中田が足を伸ばすも触れるだけで精一杯でそのままゴール。
試合を振り出しに戻した。
その直後、試合の流れを決定的に変えることができる本山の投入で攻撃が活性化する。そんな中、得たFKをけっこう重要な場面でのゴールが多い野沢が見事に決める。GKも触ることができただけにちょっとショックなゴールだったと思うぜ。
そして、あとは試合巧者の鹿島がうまく時間を潰す。
そんな状況ながらも左サイドを突破しゴール前に速く低いボールを通すもヨンセンが枠に飛ばすことできず、ゴールに至らなかった。
そして、試合終了となりました。

リーグ戦と比べると、マルキーニョスや岩政が欠けていながらも大迫や中田が活躍し、あの強い鹿島を見せられた。そんな中でもスーパーサブ的な存在で出てくる本山はどのチームにとっても厄介な存在だろう。本人はもちろん、先発で出たいのだろうけど、鹿島にとっては途中から出したほうが効果的なものだから難しいところだわな。

これで2010シーズンの全てのスケジュールは終わったな。
モンテディオ山形にとっては前へ進んだといえるシーズンだったので、2011年シーズンもがんばって戦っていけるといいぜ。

2011.01.02:[サッカー]

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