先日、J1昇格プレーオフ準決勝が行われた。
モンテディオ山形はアウエーでジュビロ磐田と対戦し、2-1で勝利しました。
次はJ1昇格をかけてジェフ千葉との決勝戦です。
Jリーグの歴史の中に間違いなく刻まれる試合となっただろう。そして、モンテディオ山形史上最も劇的な試合になったのではないだろうか。
前半は山形のプレスがはまり、ジュビロの攻撃を連動させないようにくいとめる。しかし、それでもシュートチャンスは作られ、ピンチが訪れるもNO.31山岸選手がとめる。すると、NO.11ディエゴ選手が相手ディフェンス陣にプレッシャーをかけると、ボールがこぼれ、それを拾ったNO.6山田選手がダイレクトにクロスを上げると、それをディエゴ選手がヘディングで叩きつけ、ゴール☆
クロスがすごい正確だったな~。
そのまま前半終わるかと思った終了間際、磐田のミドルシュートがこぼれたところに良い位置にいた山崎に決められ、同点にされてしまい、前半を終える。
後半に入ると、ペースは一転、磐田ペースになる。しかも、ディエゴ選手が怪我をして、交代してしまうことになる。それでも、NO.10伊東選手がワンツーからGKと一対一のチャンスを作るもボールは弾かれてしまう。ここからは完全に磐田ペースになり、再三のピンチが訪れるもなんとか防ぎきるも、試合は残りわずか。同点のままだと、敗退してしまうのだが、なかなかチャンスを作れず、磐田は時間をつぶし始める。そんな中、後半ロスタイム、CKを得ると、GKの山岸選手も上がってきて総攻撃をかける。すると、NO.13石川選手が蹴ったボールを山岸選手がヘディングすると、ボールは美しい軌道を描き、ゴールに吸い込まれる。この土壇場になんとGKの山岸選手がゴールを決めてしまう。
そして、試合終了となった。
まさかあの追い込まれた場面であんなスーパーなシュートをGKが決めるなんて一体誰が予想できただろうか。自分の目を疑ってしまうくらいの、こんなマンガやドラマでもありえない展開が起こるなんて、もううれしくてうれしくてたまらなかったね。
ただ、選手も気をひきしめているが、これでハッピーエンドではなく、次の試合を勝利しないとこの勝利に意味を持たせることができない。
次の試合、絶対に勝たなくてはいけない試合を制し、J1に行こう。
次の試合は7日(日)、味の素スタジアムでジェフ千葉と対戦です。
さらなる激戦必至のこの試合、一瞬たりとも目が離せない試合になるだろう。
がんばれ、モンテディオ。