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ブナの原生林を縫って雪上散策を(4)
サルオガセのブナ林の傾斜面をジグザグに登りつめると、そこは広大な雪原です。それを包み込むかのように湯殿山が聳え立っています。紺碧の空に浮く稜線に白装束にまとわれた湯殿山は、今にも覆いかぶさってきそうです。心身ともに浄化されます。身動きが出来なくなりそうでした。
稜線左りあたりは大越峠。旧六十里街道のピーク。今はひっそりと深雪の中です。ここからはスキーでの滑降。ブナの原生林を縫いながら、実に快適です。
2005.02.01:山オヤジ:
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ブナの原生林を縫って雪上散策を (3)
ここ湯殿山山麓は湿気が多いところです。だから(2)での観察で述べた黒ずんでいるブナ(幹に苔が付着)が多いのです。ここで多く見られるのは<サルオガセ(サルオガセ科)です。地衣類で苔と異なり、胞子で繁殖します。ブナ 肌の模様形成も地衣類です。ヨコカワサルオガセといって、ブナの樹皮に群生します。冬期でも雪に埋まらない樹幹に付着します。毎年必ずここに来てサルオガセに会うことにしています。4~5本のブナに付着しています。見事です。
2005.01.30:山オヤジ:
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ブナの原生林を縫って雪上散策を (2)
湯殿山山麓(1000~1100m)のブナは湯殿山降ろしの季節風で、通称白ブナの名とは異なり、荒々しく、苔の付着で黒ずんでいす。
ここで昼食です。妻の手作り弁当は心温まります。
1/29、この時期でこんな温もり幸せそのものです。
ブナの芽は大きくふくらみ、ブナの実が期待されそうです。でも一つ心配なのは、今時期こんなにふくらんでしまうと、厳しい2月の寒さや積雪で、枯れはしまいかということです。
2005.01.30:山オヤジ:
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ブナの原生林を縫って雪上散策を (1)
1/29(晴天)自然大好き人間が顔をそろえる。
・博物園スタッフ横山、工藤の各氏。ボランティアの網谷、大嶋、畠沢さん達はスノ-モンスター(コメツガ)コース。
・山オヤジは原生林~リュウキンカ広場~カワクルミ沼~ブス沼~皮松谷地~下皮松~ センター(約10km)
・スタッフ関さん(奥さん)は原生林
それぞれ好みのコースがあるのでしょう。地形、植生の確かめをかねての散策です。
<石跳川渓谷より姥ヶ岳を>
ここを越えリュウキンカ広場へ。
2005.01.30:山オヤジ:
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雪の華に飾られて
博物園の工藤さんの案内で弓張平公園四ッ谷側にある2次林(ナラ、ブナ混合林)観察に出る。樹木は雪の華に包まれて、夢の世界に迷い込んでしまったような気分だ。この季節ならではのふうけいです。時折頬に粉雪が舞う。心地よい。(1/14)
2005.01.14:山オヤジ:
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2023.03.26 (石山勝三郎)
いいですね-
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2020.10.31 (後藤正弘)
おめでとうございます!
2020.07.31 (後藤正弘)
早い体調回復を願っています