先週お伝えしました、「杉沢観音」の仁王門わらじの掛け替えが、6月10日~11日に予定通り行われました。
2日間かけて1から巨大わらじ1足分を作っていくのですが、ほとんど全てが手作業によるもの。
藁の葉をとり、藁打機に通して加工しやすく、叩いてさらに柔らかくし、藁で覆った竹枠に巻き付けて約2mのわらじを作っていきます。
捻じりながら巻き付けていくのですが、力もさることながら経験がものをいう作業のため、職人のなせる業なのだと感じました。
こうして約2mにもおよぶ巨大わらじが作られ、足腰が強くなるように、よく治るようにという信仰から仁王門に奉納されます。
地区の方々が一生懸命繋いできた杉沢観音のわらじ。
また気持ちも新たに見守ってくれることでしょう。
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