山寺芭蕉記念館

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特別展「江戸絵画の美― 絵師から文人・画人まで、その趣向と魅力 ―



  令和4年10月7日(金)〜11月23日(水・祝) 〔会期中無休〕

 江戸時代、絵画の世界では、室町時代より勢威を誇っていた狩野派が、
武断政治から文治政治へと変わってゆく時代の流れを受けて、従来の絢爛
な桃山絵画様式から、清雅で淡泊な江戸狩野様式に変化していきます。
一方、他の絵師たちの中には、自由な表現方法を取り入れ、新たな感覚で
描いた作品が見られるようになります。また、絵師以外の人が絵を描くこ
とも多くなり、学者などによる文人画といわれる分野の絵も多く描かれま
す。俳人松尾芭蕉も狩野派に学んだ絵師と交遊しつつ画技を習い、味わい
のある絵画作品を残しています。
 本展では、江戸時代の絵師・文人・俳人などの手になる様々な絵画を紹
介します。これらの作品を通して、江戸絵画の美とその魅力に触れていた
だければ幸いです。



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