山寺芭蕉記念館
山形市指定有形文化財 「はるもやゝ」発句画賛 森川許六 画・松尾芭蕉 筆 許六は21歳から55歳まで彦根藩士として勤めました。狩野派で画技を学び、絵師としても活躍しています。芭蕉に対面して入門したのは37歳のときです。 |
山形市指定有形文化財「世にふるも」句文懐紙 松尾芭蕉 筆 |
山形市指定有形文化財 「はるもやゝ」発句画賛 森川許六 画・松尾芭蕉 筆 許六は21歳から55歳まで彦根藩士として勤めました。狩野派で画技を学び、絵師としても活躍しています。芭蕉に対面して入門したのは37歳のときです。 |
山形市指定有形文化財「世にふるも」句文懐紙 松尾芭蕉 筆 |
「いざ出む」句文懐紙 松尾芭蕉 筆 1幅 貞享4年(1687) 山寺芭蕉記念館蔵
いざ出む 雪見にころぶ 処まで
この書き物は「懐紙」という形です。
1687年の12月初め、芭蕉が江戸から西への旅の途中、名古屋の人家を訪ねてご馳走を頂きました。お酒も飲んで気分もよくなって来たころ雪が降りだし、かなり積もってきました。そこで「外に出て雪見(雪を賞美する催し)をしよう、風流のために滑って転んでもまた良いものではないか」と詠んでいます。