あげつま瓦版
郷土料理膳のひとつに「月山芳醇豚のしゃぶ膳」があります。
豚の生産者である石山さんは、スローフード協会の会員さんでもあり、 餌や飼育方法に間違いはありません。 その証拠に臭みがまったくなく、肉そのものの味を楽しむことができます。 郷土の食材に非常に興味をもってらっしゃるのは朝日新聞社さんです。 「旬の一皿とれたてレシピ」という企画特集の中で、当店も紹介していただきました。 生産者の顔が見える食材で料理を作ってみよう、という企画です。 豚しゃぶ健康な肉のうまみ堪能 |
当店で使用している卵は「紅輝卵(こうきらん)」です。
澄んだ空気の中で放し飼いにされているニワトリが生んだ自然卵ですので 安心して食べられます。 「紅輝卵」はモスバーガーの「匠味」シリーズに採用されています。 厳しい基準をクリアし、安全で安心な食材であるという証拠ですね。 お問合せ 山形県村山市大字櫤山(たもやま)3135 村山手づくり卵農場 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 1000円バーガーどんな味 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは16日、ハンバーガーチェーンでは史上最高値の1000円(税込)の高級ハンバーガー「ニッポンのバーガー匠味十段」を売り出す。 外食単価のデフレ傾向に歯止めをかける「切り札」として開発した同社は「思い切った価格だが、十分お値打ち」とPRする。 03年8月から発売している「匠味」シリーズの第4弾。熟練職人が作るパンと豪州産牛肉、トマト、レタス、ベーコン、卵など10種類の素材を重ねたベーコンエッグバーガーで、厚さは10センチ。作るのに注文から10分以上かかる。 「最高段位」の意も込めて「十段」と名付けた。新商品は最近改装した「緑モス」約300店に限って1日10食限定で発売する。 外食産業では90年代後半から低価格化が進み、ハンバーガー最大手の日本マクドナルドが一時発売した59円のハンバーガーが「デフレの象徴」と言われた。モスは「脱ファストフード」をめざして既存店を高級感のある店に改装する作業をすすめている。 朝日新聞 (2005.3.16) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 1個1000円、高級バーガー ---本県産卵など10種、こだわり食材使用--- ハンバーガーチェーン、モスバーガーを展開するモスフードサービスは15日、1個1000円の「ニッポンのバーガー 匠味十段」を16日から一部店舗で発売すると発表した。県内では山形市、天童市、米沢市の4店で扱う。一店舗あたり1日10個の限定販売で「価格に見合う品質があれば売れる」と自信をのぞかせている。 「十段」は親鳥に安全な餌が与えられた履歴のわかる山形、山口両県の農場の卵や、北海道道南産豚肉のベーコンなど10種類のこだわりの食材を集めた。特選しょうゆとみそを組み合わせて作った和風デミグラスソースをつけて食べる。 モスは、これまでに600-800円台の商品を販売しているが、今回はこれらを上回る高価格。 山形新聞 (2005.3.16) |
「トランヴェール」とはJR東日本が発行している旅の情報誌で
新幹線の座席に一部ずつ置いてあります。 「食の本場から」という連載コラムに当店が掲載されました。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 「山形のおかひじき」--シャキシャキとした食感 山形の常備野菜 山形県の内陸部を走る山形新幹線。「おかひじき」の産地はまさにその沿線にある。もともと海岸で自生していたおかひじきが今、海から遠く離れた地で旬を迎えている。 「おかひじき」は、花を呼ぶ野菜と言われている。山形県内陸部では、桜の便りとともに店先に並び始めるからだ。花見の季節ともなると、山形名物の玉コンニャクなどと一緒に重箱の一角に添えられる。料理としては辛子和えが最もポピュラーで、家庭菜園でも当たり前のように種から育てられ、10センチほどになると収穫される。 そもそも「おかひじき」とはどんな食材なのか。 「もともとは最上川の河口南側の海岸線に自生していた、アサガオ科(ホウレンソウなどの仲間)の野草でした」と話すのは山形県農林水産部の阿部清さん。形状が海草のひじきに似ていることからその名が付いたという。記録によると、古く寛永12年(1672年)から栽培されていたことが分かっている。 江戸期、種と栽培技術は庄内で育てられたが、重要な交通路であった最上川を船で運ばれ、船着き場のあった南陽市に上陸、そこから内陸に広がったとの説がある。以来、庄内や最上地方ではあまり食卓には上らず、山形市・南陽市・上山市・東根市など、山形新幹線沿いの内陸部で主に栽培され、好んで食されている。 「おかひじきの特徴は、やはりそのシャキシャキとした食感でしょう。この辺りでは、セリやミツバのような感覚で使われています」と語るのは、天明2年(1782年)創業の「郷土料理あげつま」8代目のご主人・揚妻奉昭さん。同店では、各種の山形料理とともに、4月の中旬ころになると、おかひじきがメニューに加わる。 この時期、山形を訪れたら、スーパーの野菜売り場をのぞいてみよう。ネギやキャベツと同じように、みずみずしいおかひじきの姿を目にすることができるはずだ。 「トランヴェール6月号・食の本場から」より抜粋 |
当店でも置いている寿虎屋酒造さんの「三百年の掟やぶり」が読売新聞の記事で紹介されました。
それまでも名前から受けるイメージで人気のお酒ではありましたが この記事以降、全国からの問い合わせが殺到しているそうです。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 「銘酒との出合い--富士の絶景にも勝る夢のような芳香秀味」 木村晋介 (前文略) 僕はその一升瓶に張られたラベルを見て、狂喜乱舞した。そのラベルには、「三百年の掟やぶり、無ろか槽前原酒」「精米歩合麹米65%、掛米70%、アルコール分20度以上21度未満、山形市・寿虎屋酒造」とあった。一度も出合ったことのない酒だが、人生に二度と会えないほどの希代の銘酒であることを、僕はこのラベルだけから直感した。僕は、旅友達全員の前で、そう断言し、宿のおかみに冷やさせたうえで瓶の包みを破った。 包み紙は地元の新聞。この紙は酒の劣化を防ぐために、蔵元が蔵出しの際に巻いたものに違いない。無ろか原酒とは、できた酒に一滴も加水していないこと、何も引いてないことを意味する。 思い通り、天下一品のものだった。 20度のアルコール分というのに、まことにさわやか。夢のような芳香秀味の逸品であった。あ、ごめん、よむサラダなのに「飲むバカだ」になってしまった。 読売新聞 よむサラダ(2005.5.1)より抜粋 |
(C) 郷土料理あげつま
山形市で活動している「きりん堂」さんの作品です。
「きりん堂」さんは、ちりめん細工・とんぼ玉・粘土細工・帽子・バッグなどを制作しています。花びらの一枚一枚、実のひとつひとつが丁寧に仕上げられていますので、ちりめんのもつ味わいと手づくりの温かさがとてもいい感じです。
ちりめん細工は江戸時代後半、教養を身につけた上流階級の女性の手によって、着物に使われた残り布を縫い合わせて、花や鳥、動物、人形などが作られた。手のひら載るほどの大きさながら、その多くが袋になっていて、琴爪、お香、お守り入れなどとして愛用された。
____________________『和の遊び ちりめん細工』雄鶏社より
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