湯ノ沢間欠泉湯の華

リアルタイム情報
山形県も一昨日ようやく梅雨が明けました。
台風5号の影響で山形県も35度以上の猛暑日です。
湯の華間欠泉までの沿道は真夏の風物詩「やまゆり」の満開です。
この「やまゆり」も里山の管理が充分でないと消失します。
この「やまゆり」の根はユリの仲間では最も美味しい球根です、お正月のご馳走としてどこの農家でも大切に育てました。
現在は里山の景観を保つため地区をあげて保護しています。
湯の華間欠泉本日爽やかな晴れ
湯の華間欠泉は標高850m下界とは温度差が4・5度あるのでとても涼しく快適です。
本日の画像は「のりうつぎ」です。
自然界の夏の花は白が多いですね。
中津川に咲いている花も圧倒的に白色です。
「のりうつぎ」の名前は、和紙をすくときに「のり」を取ったからだそうです。
花は、あじさいです、したがってアジサイの仲間です。
湯の華間欠泉の付近は、昨日も時々小雨となりましたが、日帰り入浴と、食事のお客様でにぎやかでした。
日帰り入浴も、新潟県、宮城県、北関東など遠くからの御来館ありがとうございます。
湯の華間欠泉までの道路沿いは、紫陽花の見ごろです。特に雨露に濡れた紫陽花は魅力的です。ゆっくり車を走らせて野辺の草花も楽しんでください。
7月25日午前中は梅雨明けを思わせる晴れでしたが、午後に小雨がぱらつきました。
梅雨の終わり山紫陽花(和名はえぞあじさいだそうです)が綺麗です。
渓谷沿いに咲く紫陽花、杉林の中や、斜面を彩る紫陽花など、とにかく広河原渓谷は今が見ごろです。
昨日は朝方小雨でしたが、夕方は爽やかな晴れとなりました。
そろそろ梅雨明け宣言がでそうです。
湯の華間欠泉は、下界より3.4度気温が低いので涼を求めて広河原渓谷においで下さい。
ところで山形県の地方紙山形新聞に「花のいろいろ」シリ−ズが掲載されておりますが、[かきらん]が載っていました。
きのうこの花を見つけたので画像を送ります。
小雨に煙る間欠泉湯の華です。
こんな幻想的な風景も梅雨の季節の贈り物です。
「旅の香り」の反響は絶大ですね。
当ブログの訪問者数が3日連続で1000名を超えました。
湯ノ沢間欠泉湯の華の情報も旅館の様子、料理等も発信したいと思いますが、中津川の自然は初夏の草花の最盛になりました。もう数日ブログ管理者の趣味に付き合ってください。
本日の映像は「とらのお」です。間欠泉までの道路のいたるところに咲いています。

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湯の華間欠泉への道路を宿近くに進むとブナや桂の巨木に出会う。
ブナの巨木に巻きついて咲いている白い花が「ツルアジサイ」です。
この写真は間欠泉の宿の間近かの道路のそばで撮影したものです。
この花もそろそろ終わりです。
7月4日午後からシトシトと梅雨の雨が降ってきました。
間欠泉湯の華は、深い霧に包まれて幻想的な風情を見せております。
私は四季折々の中津川の風景が好きですが梅雨も好きです。
木々や草花が、梅雨の雨に潤い植物の息づかいが伝わってきます。
霧に包まれた深山幽谷の景色も大気中に水分が多いからこそ魅力的なのです。
もうすぐ山アジサイも見ごろを迎えます。
こんな静かな佇まいの湯の華の季節にもぜひ尋ねてきてください。
テレビ朝日人気番組「旅の香り、時の遊び」で間欠泉湯の華が放映されます。
旅人は女優の「野際陽子」さん、アナゥンサ−「中井美穂」さん、ホンジャマカの「石塚英彦」さんです。
広河原渓谷美、ぶなの原生林、湯の華の宿の様子と料理、吹き出る間欠泉等など、間欠泉湯の華の魅力を余すことなく紹介しますのでぜひご覧下さい。
本日の画像は、明治末期の湯治場湯の華の貴重な写真です。放映当日の「旅の香り」でも紹介される写真です。
...もっと詳しく
本日間欠泉は昼ごろから梅雨の小雨となりました。
訪れるお客様は少なめでしたが、小雨に煙る間欠泉の噴出しと、霧に霞む周囲の山々は、一幅の絵のように風情のあるものです。
里山保全の危機を心配する森林関係者が多い現状ですが、自然の治癒力でしょうか、今年は、山の幸が近年まれに見る豊作のようです。
たわわに実を付けた「あけび」を見つけました。
やまぼうしとはこんな花です。
白い花弁(がくかもしれません)の中央部分は初秋に赤い実になります。
小学生のころこの実を拾って食べました。甘いだけで酸味がありません。
お菓子や、果物に飢えていた、昭和20年代の郷愁です。
今の子供たちは食べようとしません。

今中津川渓谷で最も美しいのは[やまぼうし」です。
私たちの土地では「やまぐわ」と呼んでいました。
清楚な白い花を枝いっぱいに咲く様は郷愁を誘うものがあります。
山形県内では、街路樹として植えられており、また庭木としても人気の高い樹木で珍しくなりましたが、自然林では懸崖に枝を大きく伸ばすので見ごたえがあります。
間欠泉の旧住所(50年前)は山形県南置賜郡中津川村大字広河原でした。
その当時の中津川村は、戸数400戸余りありました。
生計は林業と農業であり、食料、飼料、燃料は自給がほとんどなので燃料林、原野草地の手入れは行き届いておりました。
いわゆる里山の管理が充分であり、早春の片栗の花、盛夏の山百合、秋の山葡萄、アケビ、山栗等など自然の恵みで生活していました。
しかし現在は、林業の衰退、農業の収入減から離村する人々が多く、里山の存続が危機になりました。
そのため、アケビ、山葡萄などほとんど取れなくなりました。

今年は、画像のように山葡萄の花房が多いので秋の収穫が楽しみです。