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第31回(平成20年)少雪にともなう上杉雪灯篭まつり内容の変更について

雪国米沢の冬の風物詩『上杉雪灯篭まつり』
昨年は30回記念という節目の年に例年にない
雪不足で、まつり内容を変更しての開催となりました。
しかし、雪不足の中でも多くの方のご協力をいただき
火種30,000プロジェクトの実施、雪ぼんぼりの製作協力
市民の皆様からのバケツ1杯持ち寄り協力
キャンドルタワーの設置など
違った手法、表現方法でお客様に喜んでもらおうと
行灯や雪ぼんぼりでろうそくを灯し、実施いたしました。
市民の方のまつりに協力する姿勢、市内全体でお客様を
おもてなししようとする気持ちが表われたおまつりだった
のではないかと感じております。

そして今年度、挽回の意味も込めて、気持ちを新たに準備
して取り組んできたのですが
昨年に続いての雪不足という状況の中、当初予定していた
内容を変更しての実施となってしまいますことをご了承
いただきたいと存じます。
今年も西吾妻スカイバレーより雪を運び入れて雪の確保を
いたします。
昨年よりは雪がありますので、できるかぎり雪灯篭を製作
して会場全体で魅せるように計画していきます。

少雪による計画の主な変更点として、
雪灯篭・雪ぼんぼりの基数の縮小、
イベント内容の変更
(雪灯りのオブジェ、創作雪像、雪をテーマにした催しの中止)
イベント内容の変更に伴う、会場の縮小・変更です。
雪灯篭は会場内にできる限り製作配置いたします。

このような変更はありますが
雪灯篭まつりの魅力を精一杯皆様にご覧いただけるよう
下記の様にイベント、新しい試みなど
鋭意準備しておりますのでご期待いただきたいと存じます。

イベント内容のご紹介です。
※昨年と同じようにプレ点灯の実施もおこないます。
例年の2月第2土・日曜日のまつりよりも1日早く、
2月8日金曜日に参道の灯篭に点灯。

郷土芸能、地元アーティスト等のイベントステージ
予定通り開催いたします。
今年は大河ドラマ天地人決定を記念し
なんと運命的に同じ名前のバンド「天地人」が登場です。
日本を代表する津軽三味線奏者、元オフコースのドラマー
大館わっぱ太鼓 3名の「和」の実力ユニット!
必見です。

テント村物産市は予定通り開催いたします。
ラーメンに牛串とろべこ汁などの鍋物
あったかくて美味しいものがいっぱいです。

また、今年度はオリジナルキャンドルタワーを
大小4基製作
そのキャンドルタワーを中心に、昨年よりも
パワーアップしたキャンドルゾーンがお目見えします。
当日は、手作りローソク体験コーナーも設定
(伝国の杜前)されるので、来場者に作っていただいた
ローソクもその場でディスプレイしていただく予定です。

スタンプラリーも実施いたします。
3箇所をまわって、ぜひ公式キャラクター
「上杉トモローくん」の缶バッチを手に入れてください。

実行委員会としましては、今までのような雪を最大限利用した 会場の魅せ方はできませんが、なんとか工夫をして現在の雪とロウソクの灯りで幻想的な世界をお客様に魅せることができればと準備しております。
雪灯篭も半分程度しか製作できませんがメインの箇所に雪灯篭を製作して、整列された美しい雪灯篭の灯りを魅せることができればと考えております。
また雪灯篭の中心的な考えである、先人への慰霊の気持ち、感謝の気持ちを献灯で捧げてもらう鎮魂祭も開催し、雪で作る大きな鎮魂塔は製作できませんが昨年と同様に木製で製作し開催するように考えております。

また、昨年に引き続き、県内外の多くの方から
たくさんのロウソクをご寄付いただきました。
誠にありがとうございます。

関係者一同皆様のあたたかい気持ちに心より感謝している次第です。
この皆様からいただいた廃ロウソクも再利用してぜひ使わせていただいて
会場の魅力を高めて行きたいと考えております。
私たち関係者一同、来て頂く観光客の皆様に喜んでもらえるように本当の雪灯篭まつりはこれよりもっと綺麗だと思っていただきまた来てもらえるように頑張りたいと考えております。
何卒ご理解いただき、応援くださいますようよろしくお願いいたします。
2008.01.30:yukidourou:[お知らせ]

〔平成20年の情報〕一足早く、雪灯篭製作!

  • 〔平成20年の情報〕一足早く、雪灯篭製作!
一足早く、雪灯篭製作です。
会場内に今年最初の雪灯篭を製作されたのは
米沢市まちづくり推進課のみなさん。
1月29,30日に市民交流で米沢市に来られる、
吉良町のみなさんが製作体験できるように、
1月25日に雪灯篭の下準備であるトーフ作り
(雪詰め)作業

※吉良町と米沢の関係については
 ページ下に

場所は上杉伯爵邸(記念館)の中 玄関前

男手6人でしたから、あっという間に
2基分を雪詰めして終了。

吹雪の中、お疲れ様でした。

ここで、その時の画像を見ながら
雪灯篭の製作行程
ワンポイントアドバイス

まずは雪灯篭を建てる場所を
しっかりと踏み固めます。

これが土台となります。
土台の大きさは150センチ四方
高さ約50センチ
今回は土台までは作らずに
踏み固める作業のみ


その中心にコンパネを立てます。


このときにコンパネが安定するように
フタをする前に、ある程度雪を入れて
踏み固めて固定させます。


中に入る人を決めて、いよいよ雪詰め。
大抵中に入る人は元気な若い男性が
選ばれます。

中に入る人はしっかりと雪を踏まなくては
いけません。
体が細い人なら2人でしっかり踏んでも
逆にいいかもしれないです。
また、雪の集中砲火を浴びますので
雪が体に入らないようにしっかりと防寒して
ください。
首元から雪が入らないようにフード付の防寒具
また頭に雪が当たっても痛くないように帽子をかぶるか
ヘルメットを装着

コンパネをロープで縛ります。
しっかりと3本で固定
結び方は緩まない結び方をしないと踏んでいるときに
どんどん膨らんでいきますので注意です。
隙間が出てしまうと
角の部分が溶けてしまいます。


あとは周りから雪を投げ入れます。
外の人はどんどん入れるのではなく、中の人を気遣いながら
中の人の踏むペースに合わせて入れてください。
中の人は全体的に踏んで、特に4つ角をしっかり踏んでください。

中の人がストップを掛けたりしてコントロールすること。
そうしないとしっかり踏まないのにどんどん雪は詰まって
いきます。


ここまで来たら、あとは上部にこんもりと三角の屋根みたいな感じで
雪を詰めます。ある程度上の人が固めたら飛び降りてもらって
(降りる場合は雪のあるところに着地しましょう)
下からスコップ等で固めます。
これは雨や気温で雪が解けてしまっても本製作に支障のないようにフタの役割です。


あとは下の台座の部分をある程度かたち付けたりして
雪詰め(通称:トーフ作り)終了です。

そして、1日2日固まるのを待って削り作業となります。

いよいよ明日30日に吉良町の皆さんが製作体験で削って
完成させます。楽しみですね!

吉良町の皆さんは今回
「雪の米沢市訪問隊」とうことで30名ものみなさん
が親善交流として米沢にお越しになり、
1泊2日で史蹟観光や体験観光、交流会などで
米沢市と交流されます。

また、吉良上野介義央夫人である
富子様(上杉三姫)のお墓参り
赤穂事件の際に吉良邸で亡くなった米沢の藩士
新貝弥七郎などのお墓参り
米沢市長の観光ガイド
体験コースとして
雪灯篭製作やかんじき体験、雪菜収穫
笹野一刀彫絵付け体験などをしていただく予定

ぜひ米沢で楽しんで良い思い出を作っていただき
今度は雪灯篭まつりに来てください!

このような歴史文化的交流が今後も
できればありがたいことです。

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吉良町と米沢市の繋がりというのは

忠臣蔵で敵討ちをされてしまった吉良上野介義央
吉良義央と上杉家とは深い関係があります。

2代藩主上杉定勝公の娘「三姫」が吉良義央に嫁ぎ、
2人の間に生まれた「三郎」が、3代藩主上杉綱勝公
が急死したために、跡を継ぎ、米沢藩主となり
お家断絶の危機を免れたのでした。
「三郎」が4代藩主上杉綱憲公
さらに、綱憲公の次男「義周」が吉良義央の養子に入り
吉良家を相続。

このように吉良家と上杉家は2重3重の深い繋がりがあります。

○米沢に残されている忠臣蔵にまつわる史蹟、伝説
 
・上杉綱憲公の墓 上杉家廟所

・三姫(富子夫人)の墓が米沢の法泉寺にあります。
 吉良義央の遺髪と共に眠っているそうです。
 吉良町のある団体の方は毎年お墓参りにいらっしゃって
 いるとのこと。

・上杉神社には赤穂事件殉難の碑も建てられております。

・赤穂事件のときに吉良邸に勤めていた
 米沢の藩士新貝弥七郎や山吉新八の墓
 林泉寺と照陽寺にあります。

・板谷には大野九郎兵衛の墓と伝説も残っております。
 評議をひらいた洞窟など
2008.01.29:yukidourou:[レポート]

〔平成20年の情報〕待望の雪が積もりました!

  • 〔平成20年の情報〕待望の雪が積もりました!
今年も暖冬なのではと思い
心配だった雪がようやく降り積もりました。
特にここ2,3日の爆弾低気圧のおかげで
米沢市は雪に埋もれました!
一気に50センチほど積もったでしょうか
現在の米沢市内の積雪量は70センチくらい。

住民としては雪片づけが大変ですが
今日は天気も良く
雪がキラキラと、綺麗な白銀の世界!

これが雪国の醍醐味です。

いよいよ来週から会場準備に入っていきます。
もう少し降ってくれれば雪灯篭製作に向けて
万全の状態になります。
解けずに降り積もってくれ!







2008.01.27:yukidourou:[レポート]

〔平成20年〕第8回蔵のまち喜多方冬まつり開催

  • 〔平成20年〕第8回蔵のまち喜多方冬まつり開催
福島県喜多方市の情報をお知らせいたします。
第8回蔵のまち喜多方冬まつりが開催されます。
日時 平成20年2月16日(土)~24日(日)
   この期間中喜多方では様々なイベントが開催されます。
   そばフェスタ 2月16・17日
   第4回ときめき商工フェア 2月16・17日
   YOSAKOI庄助&桐下駄ップ総踊り冬の陣2月17日
   全国ラーメンフェスタ 2月23・24日
   郷土芸能フェスティバル 2月24日
   協賛イベント
   
ぜひ上杉雪灯篭まつりの次の週からは
喜多方冬まつりをご覧ください。

公式ホームページ

http://www.kitakata-kanko.jp/winter/2008/index.html

喜多方市は米沢市より50分
福島県会津若松市、喜多方市と置賜は、
置賜会津広域観光ネットワーク委員会という組織
を作り、行政、民間での交流を行っております。

2月9日には会津若松、喜多方市より
予約制上杉雪灯篭まつりツアーバスも
運行されます。
ツアーバスの詳細についてはこちら

置賜からは
会津絵ロウソクまつりバスツアー
ひなの蔵めぐりと喜多方そばフェスタバスツアー
全国ラーメンフェスタ2008喜多方バスツアー
と、3本のバスツアーもございます。
ぜひご利用ください。
2008.01.27:yukidourou:[お知らせ]

〔平成20年の情報〕「天地人」大河ドラマ放送1年前記念イベント開催

「天地人」大河ドラマ放送1年前記念イベントが
上杉雪灯篭まつりに合せて開催されます!

1.天地人関連グッズ発表会&抽選会
日時 平成20年2月10日(日)
   13:00~13:30
内容 「天地人」関連グッズ発表会&抽選会
   公式ポスター、マップ、のぼり等の発表
   関連グッズの抽選会
場所 上杉雪灯篭まつりイベントステージ
参加無料

2.「天地人」展示
日時 平成20年2月8日(金)~11日(月)
内容 ・高校生による研究発表展示
    九里学園高校・米沢商業高校
   ・大河ドラマへのメッセージ
場所 伝国の杜エントランスホール
入場無料

3.「天地人」絵巻~中村麻美挿絵展~
日時 平成20年2月8日(金)~12日(火)
場所 伝国の杜 大会議室
内容 山形新聞連載「天地人」の挿絵
   から作者の中村麻美さんが選んだ
   約100点を展示
入場無料
※10日(日)午後2時から
 中村麻美さんによるギャラリートークと
 サイン会を行います。

お願い
9日、10日は上杉雪灯篭まつりのため、会場周辺に
駐車場はありません。米沢市役所、米沢駅からの
シャトルバスをご利用ください。

主催 大河ドラマ「天地人」米沢市推進協議会
   大河ドラマ「天地人」山形県推進協議会
   山形新聞社
2008.01.27:yukidourou:[お知らせ]