山形の地酒|米鶴酒造

 
―幻の名品種「亀の尾」―

「亀の尾」は、明治時代に山形県で発見され、明治後期から昭和初期まで全国で広く作付けされていた品種です。
ササニシキやコシヒカリの先祖にあたり、酒米としてだけではなく、飯米としても高い人気を誇っていました。

しかし、昭和に入り病気や倒伏に強い優良品種が相次いで出現したことで「亀の尾」の作付面積は急激に落ち込み、
国策で多収穫型に切り替えられて以後殆ど姿を消し、一時代を築いた「亀の尾」も幻の米となってしまいました。

米鶴酒造では、伝統的な日本酒造りの技法を尊重し、世界に誇る美しい日本の文化を伝承していく理念のもとに、
「亀の尾」による酒造りの復活を企画しました。
幸運にも農業試験場のご協力により種籾が入手でき、米鶴酒造の蔵人を含む地元高畠町の酒米研究会の尽力により、
近代農法になじまない種々の困難を克服し、ここに幻の米「亀の尾」を現代に甦らせることに成功しました。

そんな「現代に甦った、古より伝わる幻の名品種」を使い、米のうまみを余すことなく醸し出した純米酒です。


味わいコメント_________________________________

一度だけ火入殺菌した瓶貯蔵酒です。しっかりとした味のある純米酒です。


こんな方におすすめします____________________________

 

 

商品名 米鶴 米の力 純米亀の尾
原料米 高畠町産亀の尾 100%
精米歩合 65%
アルコール度 15%
甘口・辛口 やや辛口
濃醇・淡麗 やや淡麗
おすすめの温度 冷やして、ぬる燗:◎ 常温:○
希望小売価格
1800ml 2,860円(税込)
 
720ml 1,485円(税込)