蕎麦畑用地の草刈り
田んぼの全面積に お米を作付出来ればよいのですが、
減反政策により全面積の1/3強は、他の物を作付ねばなりません。
うちは、米しか作らないよ!とつっぱねると、
周囲の農家に その分割り当てがいき迷惑をかける仕組み。
我家は、減反地には主に蕎麦を作付しています。
蕎麦は、7月末から8月初頭が播き時期。
蕎麦を播くには、春から生えている雑草を刈り、
トラクターで耕耘しないとなりません。
ところが、ひと月以上降り続いた雨は、そう簡単に耕耘できるほど乾きません。
下手にトラクターで入ったら、ぬかるんで出られなくなってしまったり、
うまく耕耘できず、泥遊び跡地のようにドロドロボコボコになってしまう可能性が。
もう蕎麦の種を100kg以上購入済みだけれど、適期内に播けそうにない。
枝豆や とうもろこし、田んぼの 作業もたてこんでいる中で、
収量と収益の見込めない蕎麦を播く時間を作るのは、いかがなものだろう。
作ってもマイナス。
作らなくてもマイナス。
場所を選んで、少しでも播くしかないか。
写真は、今 手伝いに来てくれている I くんと、蕎麦用地の草刈りをしているときの図。
ここは、減反じゃなく畑地、というか山地というか・・・
祝 梅雨明け!
40日ぶりくらいに見る青空と蝉の大合唱。
祝 梅雨明け!
明日も明後日も天気予報に傘マークがついてるのは、きっと気のせいさ。
... さぁ、いろんな作業が待ってるぞ!
その一つが、田んぼの作溝。
田んぼはいつまでもドロドロだと稲刈りに差し障りがあるので、田んぼの中、縦横に排水溝を掘ります。
いつもなら土用の時期に「土用干し」と言って干すのですが、いくら溝を切っても、連日の大雨ですぐ溝が埋まってしまって 元の木阿弥になっていました。
いよいよ待ちに待った梅雨明け!
大雨警報オンパレードとおさらばし、しっかり溝が切れるようになったぞ!
でもね
もう、稲の穂が出て花が咲くころ。
この時期は、実は稲が最も水を必要とする時期。
土がひび割れるほど水を枯らしてしまうと、実が付かなくなってしまうのです。
うーん。痛し痒し。
干し過ぎぬように、でも干せるように。
二律背反する状況を、水加減でうまく調整しながらの作溝作業です。