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大五郎
ダンナが、ここ玉庭に住み始めて、農業を始めた年に<br />我が家の犬 大五郎は生まれ、ダンナと二人(?)で生活を始めた。<br /><br />大五郎は、ダンナと同じ誕生日というご縁でもある。<br /><br />それから、13年<br />もう、かなりの年になった。<br /><br />風子が1歳くらいのときは、<br />大五郎に面倒を看てもらいながら、田畑で仕事をしたものだった。<br /><br />風子が歩くと大五郎も隣を歩く。<br />風子が寝ると、大五郎も横で寝そべる。<br />耳を引っ張られても、尻尾を踏まれても じっと我慢して。<br /><br />先週、耳の遠くなった大五郎を見ながら<br />「大五郎はもう来年まで生きられないかもね」とダンナが言った。<br /><br />それから、風子は毎日大五郎の散歩をしている。<br /><br />今まで、頼んでも3日続いたことが無かったのに、<br />学校から帰ると真っ先に連れ出して、1時間も走ってくる。<br /><br />だから、今日の短冊も大五郎のこと。
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