鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

水辺には水芭蕉も咲いています。
山菜も食卓にのぼりはじめ、山歩きの季節ですね。
当館2階のお部屋『桜』の間からの眺めです。
大黒様が隠れるくらい咲いています。
夜は街路灯がライトアップしてくれて綺麗ですよ。
小野川の新たな足『人力車』です。
御休処・片葉の葦の前で乗ることができます。
だいたい16時ごろに登場します。

2人乗り・25分・2500円で小野川を案内してくれます。
ポラロイドで記念撮影(500円)もあります。

不定期の営業なので、見つけたらラッキーです。
自転車やバイクとも一味違う心地よい風を感じてみてください。

どうしても乗りたい方は事前予約を!
米沢観光人力車:090-9424-2887
カトレアが咲きました。
しかも、ツインズ。
大きくて華麗な花を咲かせるところから『ランの女王』とも呼ばれるカトレア、さすが風格があります。
木へんに春と書いて『椿(つばき)』。
桜より一足先に今まさに満開です。
露天風呂にて花見風呂をお楽しみください。

「落(おち)ざまに 水こぼしけり 花椿」
               松尾芭蕉
本日4月29日より5月3日までは上杉まつり。
桜満開の上杉神社の周囲には出店が立ち並び、多くの人で賑わいます。
5月2日には謙信が出陣の際に行ったといわれる武禘式(ぶていしき)が再現されます。

一番の見所は3日の川中島の合戦です。
戦国史上最大の死闘といわれた上杉対武田の戦いです。
謙信が馬を駆って信玄を目指し、三太刀浴びせるシーンがクライマックスです。
野山では、アズマイチゲが咲きはじめました。
小さな花ですが、野草らしい素朴さが田舎の風景にマッチしてます。
桜ももうすぐ咲きますよ。

5月14・15日には『第29回 春の山野草展』が行われます。
地元ならではの山野草が展示されますので、ぜひご覧ください。
お正月によく見かける福寿草。
雪どけとともに田畑の土手で咲き始めました。

こちらは野生の福寿草の群生です。
写真にはおさまらないほど咲いています。
この写真の枠外も一面黄色です。

ちなみに根には強い毒があるので、ご注意を。
飯豊町の井上さんにいただいた矢車菊です。
鯉のぼりの先端についている矢車に似ていることから、そう呼ばれます。
この季節にぴったりの花です。

ヤグルマギクは、地中海沿岸から西アジアの原産。
1925年に発見されたツタンカーメン王のミイラの棺には3300年を経たヤグルマギクが、灰色になってはいるものの、形をくずさずに残っていたといいます。

遠い昔からある花なんですね。
ふきのとうも顔を出してました。
昨夜は「春雷」でしたし、「白い冬」も終わりですね。
小野川から帰る途中は、ちょっと道草して摘んでみてください。
小野川の春も形になってきました。
雪が解けたあとの畦道に土筆が顔を出し始めました。
米沢三中で長野オリンピック・ジャンプ団体 金メダリストの原田雅彦選手、岡部孝信選手と地元出身の坂野幸夫選手の講演がありました。
演題は『世界へジャンプ』。

坂野選手は、小野川のスポーツ少年団出身のジャンパーです。3選手ともチーム雪印所属の日本のトップ選手です。
ぜひ来年のトリノオリンピックでは『世界へジャンプ』期待と応援しています!
チーム雪印 公式サイト
五月五日「子供の日」は端午の節句。
古代中国では五月初めの丑の日に邪気を払うためによもぎで作った人形や兜を軒に挿し、ちまきや柏餅を食べるなどの行事が行われていたそうです。

鎌倉、室町時代の武家屋敷では、梅雨の前に手入れを行う為に、五月の節句には外に旗織や吹流しを飾り、座敷には鎧や兜、武具を飾りました。「菖蒲」と「尚武」の音が同じであることから、江戸時代に立身出世を願う意味を持つようになり、男子の節句となりました。
以来「降りかかる厄を払い、子供の健康と幸せを願う」端午の節句は家族の絆を深める大切な行事となっています。

というわけで、五月人形を飾ってみました。
土鈴と同じ素材のちょっとかわいらしい人形です。
エピデンドラムが咲きました。

エピデンドラムのエピ(epi)は「上に」、デンドラム(dendrum)は「樹」を意味するそうです。
「樹上」に着生する蘭です。

小さいながらも鮮やかな花です。
君子蘭が咲きました。
オレンジ色でゴージャスな咲きっぷりです。
ロビー脇にございます。

実は君子蘭は、ランと名が付いていますが、ラン科ではなくヒガンバナ科だそうです。
アマリリスに似ているわけですが、アマリリスもヒガンバナ科です。
お国は南アフリカだそうです。
アフリカの大地に合いそうなオレンジですね。