鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

小手毬と百合を生けてみました。
白い小さな五弁花が手毬のようにかたまって咲くことから、コデマリと呼ばれるそうです。
花の重みでしだれる風情ある白ですね。
ぼけの花が咲きました。
実が瓜のような形であるところから「木瓜」。
「木瓜」を「もっけ」と呼んでいたのが、次第に「もけ」→「ぼけ」になったそうです。
露天風呂にてツツジが咲きました。
ツツジは漢字にすると、「躑躅」こんなにややこしい字なんですね。
「てきちょく」とも読み、たたずむ、足踏みする、地団太を踏むといった意味だそうです。古文献に「羊この花を食えば躑躅して弊る(たおる)」とあるそうで、羊に食べさせてはいけません。
残った桜の間に花桃を生けてみました。
枝いっぱいに咲く鮮やかな花が春らしいです。
カトレアがまたまた咲いて、4姉妹になりました。
甘野老(あまどころ)が咲きました。
若芽は食用になりますが、似ている草に「ほうちゃく草」という毒草もあるのでご注意を。

明日から2日間、5月14・15日には『第29回 春の山野草展』が行われます。地元ならではの山野草が展示されますので、ぜひご覧ください。
鳴子百合(なるこゆり)が男性露天風呂のそばで咲いています。
こちらも根を漢方で使うそうです。

ちなみに鳴子とは、小さな短い竹筒を板につけたものを掛け並べ、縄を引いて鳥脅しのために鳴らすものだそうです。よく時代劇で忍者が足をかけて鳴らすあれですね。
花言葉は『純潔』のすずらん、フランスでは花嫁に贈るそうです。
飯豊の井上さんに昨年いただいたパンジー。
豪雪を乗り越え、咲き出しました。
春の到来を喜んでいるようです。
飯豊の井上さんからいただいたオーストラリアン・ローズマリーです。
ローズマリーに形が似ているからついた名前だそうですが、香りはなくハーブとしては使えません。見落としてしまいそうなブルーの小さな花です。
別名はウェストリンギア。
本日は母の日。
カーネーションを飾ってみました。
エディブルフラワー(食用花)のカーネーションもあり、花びらをハーブやスパイスのように使えます。心臓の働きを助け疲労回復にも役立つそうなので、GW明けの疲れた体にカーネーション・サラダはいかが?
川中美幸さんの歌で知られる二輪草。
葉は食用で、おひたしなどして食べられるます。
ただし、山鳥兜(トリカブト)に非常に似ているので、間違えないようご注意ください。

「二輪草の 一輪すこし おくれけり」
             岡林英子
今日は、こどもの日ということで、お薬師様の子供神輿が行われました。
シャッターチャンスを逃してしまい、写真は大人が多いですが、子供神輿です・・・。(^_^;)
本日5月5日は、こどもの日。
鎧兜を身に着けた武者人形の土鈴です。
大浴場前に展示中。
カタクリの花です。
台風のときの傘のようなひるがえりっぷりがいいですよね。

5月14・15日には『第29回 春の山野草展』が行われます。
地元ならではの山野草が展示されますので、ぜひご覧ください。