鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

 ┣四季彩記
麦わらぼうしさんの玄関先に飾られていました。
赤いネコジャラシのような植物。
キャットテイルという名前だそうです。
その他の通り、猫のシッポですね。
少し前の画像ですが・・・。
麦わらぼうしさんに行ったときに撮りました。
チャイブというハーブです。

小葱のように茎や花を食べられるそうです。
麦わらぼうしさんでもスープパスタに振りかけられていました。
ネギよりマイルドでさわやかな感じです。
6月22日(水)
今日は、涼しかったせいか飛んでいるホタルは少なかったです。
丸山布団店さんの近くで10匹ほど飛んでいました。
よ〜く見ると草の下にはかなりいるのですが、遠くからでは見えにくいようです。飛んでいる数こそ少ないですが、実はけっこう発生しているようです。もう少し気温が上がるのを期待しましょう。

念願のホタルの写真を撮ることができました。
出来はイマイチですが、ゲンジボタルです。
明滅間隔が長く、ゆったり光ります。体長も大きめです。

6月15日(水)
またまたホタルを探しにくりだしました。
今日も涼しいから期待薄だと思ってでかけたら、な、なんと・・・。

すでにいらしていた岩手と南陽からのお客様が、ホタルを見つけていました。たった1匹でしたが、確かに点滅し、ホタルでした。

小野川にホタルの季節がやってきました。これから数が増えていくことでしょう。

遠くて写真が撮れなかったため、小野川中で咲き乱れているマーガレットを代わりにお届けします。
ウツギが咲きました。
髄(ずい。茎や根の中心にある部分)が空洞になっているので「空ろ木(うつろぎ)」が変化して「空木(うつぎ)」になったそうです。
別名は卯の花。

「押しあうて 又卯の花の 咲きこぼれ」
            正岡 子規
6月14日(火)
ホタルを探しに行きました。
昼間暑かったので期待も高かったのですが、夜はヒンヤリ涼しい感じ。
残念ながら、見つけられませんでした。

曇り空だったので星も見えませんでした。
きれいな星空を見られた方も実はラッキーなんですね。

代わりに街路灯に照らされたツツジをお届けします。
アマリリスって冬に咲く花だと思うのですが、なぜか今ごろ咲きました。
きまぐれアマリリス。
大きな花が2つ、茎も伸びずに花だけ2つ。
どうしちゃったのかな?
昨晩、お客様からうれしいお知らせが・・・。
「ほたる公園に蛍が2匹いましたよ」
小野川のメンバーもまだ見ぬ、今年のホタル。
じっくり探せば見つかるかも。

さて、当館では『花ほたる』が飛び始めました。
銀葉の丸く茂った株から針金のような茎を出して、先に黄色くて丸い花を咲かせます。
ふわふわとホタルが飛んでいるみたいでしょう?

小野川のホタルと花ホタル、どちらもこれからが見ごろです。
生垣でよくみるベニカナメ。
玄関前で白い花を咲かせました。
植樹して11年ですが初の開花です。
モミジと逆で、新葉は紅色を帯びます。
コデマリと一緒に白い五弁花の共演です。
小手毬と百合を生けてみました。
白い小さな五弁花が手毬のようにかたまって咲くことから、コデマリと呼ばれるそうです。
花の重みでしだれる風情ある白ですね。
ぼけの花が咲きました。
実が瓜のような形であるところから「木瓜」。
「木瓜」を「もっけ」と呼んでいたのが、次第に「もけ」→「ぼけ」になったそうです。
露天風呂にてツツジが咲きました。
ツツジは漢字にすると、「躑躅」こんなにややこしい字なんですね。
「てきちょく」とも読み、たたずむ、足踏みする、地団太を踏むといった意味だそうです。古文献に「羊この花を食えば躑躅して弊る(たおる)」とあるそうで、羊に食べさせてはいけません。
残った桜の間に花桃を生けてみました。
枝いっぱいに咲く鮮やかな花が春らしいです。
カトレアがまたまた咲いて、4姉妹になりました。
甘野老(あまどころ)が咲きました。
若芽は食用になりますが、似ている草に「ほうちゃく草」という毒草もあるのでご注意を。

明日から2日間、5月14・15日には『第29回 春の山野草展』が行われます。地元ならではの山野草が展示されますので、ぜひご覧ください。