鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

鈴の散歩道 bell gallery
河童と天狗をかわいらしくデフォルメした鈴。
山寺で見つけました。
小野川周辺は河童や天狗がいそうなくらい自然にあふれています。

  夏の夜 河童と天狗に 会いそうな
民話で知られる吉四六(きっちょむ)さん、実は江戸時代に大分県に住んでいた初代 廣田吉右衛門なる人物がモデルだそうです。
九州にて見つけた鈴です。
世界各国で知恵の神、長寿の神として崇められている梟(ふくろう)。
その理由は、首が360度回るからだそうです。
見通しが利くということでしょうか。

日本では、福籠、福来郎、不苦労、不老、といった当て字もあります。

夏の夜は梟のように周りを見渡して、いろいろ考えてみるといいかもしれません。
夏らしく金魚の鈴。
赤と黒で対になった出目金。
なんとなく癒されます。
べろ長とは、会津に平安時代に出没した妖怪。
雨を降らせない力を持つといわれます。
あまりに雨が降らずに困っている農民たちを見るに見かねて、弘法大師はこの妖怪と舌の長さ比べをし、うまく騙して舌を縄で縛ったそうです。

そのべろ長の鈴。
会津の羽曽部修吉さんの作品です。
芭蕉が出羽三山を旅したのは、ちょうど今頃の季節だったそうです。
霊妙な風の吹く羽黒山にかかる三日月。
想像するとなんとなく涼しげな感じです。

涼しさや ほの三日月の 羽黒山

ほたる鑑賞に行った際にでも、ふと思い出してみてください。
ゲンジ、ヘイケ、ヒメと三役揃い踏みしたところで、ほたるの鈴です。
西川町の伝承館にて入手いたしました。
お客様のオリジナル『世界でひとつだけの鈴』を作ってみませんか?
白生地の鈴にアクリル絵の具で絵付けをしていただきます。
季節の花を描くもよし、旅の一句を書くもよし、旅の記念を記すもよし。
本日5月5日は、こどもの日。
鎧兜を身に着けた武者人形の土鈴です。
大浴場前に展示中。
本日4月29日より5月3日までは上杉まつり。
桜満開の上杉神社の周囲には出店が立ち並び、多くの人で賑わいます。
5月2日には謙信が出陣の際に行ったといわれる武禘式(ぶていしき)が再現されます。

一番の見所は3日の川中島の合戦です。
戦国史上最大の死闘といわれた上杉対武田の戦いです。
謙信が馬を駆って信玄を目指し、三太刀浴びせるシーンがクライマックスです。
今日は節分。鬼は外、福は内の日です。
ちなみに福島県の二本松地方では「鬼は外」とは言わず「鬼外」と「ワ」の音を抜かすそうです。これは二本松藩の殿様は丹羽氏だったので「鬼は外」と言うと「お丹羽様外」になってしまうからだそうです。
置賜保健所主催の『温泉健康入浴体験ツアー』が開催されました。

『温泉の正しい入り方』の講話、ご入浴での健康づくり、『地産のヘルシーメニュー』の会食、鈴の絵付け体験と五感を駆使した盛り沢山のイベントでした。
写真は鈴の絵付け体験の模様です。
受験生の皆さんは、今日から大学入試センター試験。
最近は「きっと勝つ」ということで「Kit Kat」がお守り代わりになるそうです。
「Have a braek」であせらず、がんばってくださいね。

さて、こちらは昔ながらの学問の神様、菅原道真を祀った太宰府天満宮の鈴です。
飛梅伝説にあやかり、梅柄の着物。
でも、よーく見ると・・・お隣の うめたまちゃんに似てません?
今日11日は鏡開き。旧年の無事を神様に感謝しながら、神様に供えた鏡餅をお下がりとしていただく儀式です。餅を食べる者には、力を授けられるといわれています。
鏡開きの日には鏡餅を割って食べるんですが、最近では裏をめくれば中から切り餅が・・・。(笑)
初詣、どちらにいらっしゃいました?
熊手は、運を「かっ込む」福を「はき込む」といって開運招福・商売繁盛を願った縁起物だそうです。