鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

湯煙のようなぬくもりのある味噌を。
米沢市小野川温泉 女将会(竹田洋子会長)は、16日、市内の醸造工場で地元産の米や大豆を使った手作り味噌の仕込み作業を行なった。小野川温泉の新しい名物「女将会ブランド味噌」として、来年6月ごろから売り出す予定だ。

小野川温泉の旅館12軒で構成する同女将会のメンバーが手作りした味噌を使い、各旅館が自慢の味噌料理や味噌汁などを提供しようと、今回はじめて企画した。仕込から、熟成の手入れ、保管までを自ら手がける。原料は米が同市簗沢産の「はえぬき」、大豆が同市下小菅産の「すずゆたか」とこだわりの地元産を使用。仕込み水には小野川温泉水を使い、風味づけした。

各旅館で使っている味噌をあわせて種味噌とし、約五百キロ分の「甘口糀(こうじ)みそ」を作り上げる。

この日は、割ぽう着と手ぬぐい姿の女将、若女将の計8人が参加。味噌作りは地元の花角味噌醸造の花角圭一社長から指導を受けた。香り高い糀と塩を均等に混ぜ合わせたり、蒸しあがったばかりの大豆をすりつぶしたものをこれに混ぜ合わせたりするなど、木桶に仕込んで蔵に納めるまでの約2時間の作業をこなした。約8ヶ月間熟成させるという。竹田会長は「思ったより重労働だったが、来年のほたるまつりに提供できるよう頑張る。完成が楽しみ」と話していた。

今後、独自のラベルや名称、ロゴを決めるほか、味噌料理のアイデアを募ってコンテストを開くなど、さまざまなPRを展開していく計画だ。

11月17日(木) 山形新聞より

そのほか、読売新聞34面(山形版)、米沢新聞1面にも掲載され、昨日のYBCでも放映されました。米沢のケーブルTV・NCVでも放映予定です。


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