多田耕太郎BLOG
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何度か中国、特に東北地方の農村部を訪れましたが、hannaさんが言っているような話を何度か聞きました。 印象に残っているのは、山東省煙台のさくらんぼ農家を訪れた際に、私と同じ世代の2ヘクタールほどのさくらんぼ園を経営する、孫さんという方が「息子は、天津の工場に勤めてしまい、後継者がいないのです。畑が煙台の空港拡張の用地買収にかかると思っていたのに、外れてしまいました。中途半端な面積の経営はたいへんです。」と言っていたことです。 中国では、意外と農家の経営面積が小さいのにも驚いてしまいました。広大な農地が広がる黒竜江省や吉林省の農家にも何軒かお邪魔しましたが、作物が何であれ抱える悩みや課題が、日本の今の農家の事情と類似しているのにも驚いたこともあります。 hannaさんが、教えている大学の学生の中で、農業に関心を持っている人が、どれくらいいるのでしょうね。 そんなところも、中国と日本の事情が類似しているように、私には思えます。
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中国 東北地方旅行記2010
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