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【2012/6/19 山形新聞】【南陽】「源氏物語絵巻」を再現 日本画家島貫さんの展示会
 南陽市郡山在住の日本画家島貫馨秀(けいしゅう)さん(95)による「日本画展〜源氏物語絵巻を描く〜」が、同市赤湯の湯のまちギャラリーみはら堂で開かれている。
 12世紀前半に描かれたとされる源氏物語の諸場面を絵にした国宝「源氏物語絵巻」を忠実に再現しようと、25年ほど前に島貫さんが作製した絵画の展示会。鉱石から作られる日本画絵の具を使用して絹地に描かれた作品計19点が飾られている。
 女3ノ宮の元を訪れる源氏や、月明かりの下で冷泉院と語り合う源氏など、物語の印象的な場面をたおやかに描いた作品の数々に、来場者はじっくりと見入っていた。20日まで。

源氏物語の印象的な場面が描かれた日本画展=南陽市・湯のまちギャラリーみはら堂
【2012/6/24 山形新聞】【南陽】蚕糸の歴史伝える新事業スタート 飼育体験など展開
 養蚕、製糸業で栄えた地域の歴史を後世に伝える「まゆの里事業」が南陽市でスタートした。同市漆山の夕鶴の里を活動拠点とする団体、市で構成する推進会議(会長・川合ひさ子夕鶴の里運営協議会委員長)が今月発足。県蚕糸業会(山形市)の協力を得て▽蚕の飼育▽染め織り体験▽養蚕、製糸関連資料のデータベース化−の3事業を軸に展開する。
 蚕飼育事業では蚕30〜60匹を市内の保育園・児童館・幼稚園5カ所と夕鶴の里にそれぞれ配布し、繭になるまでの約3週間、各施設で飼育・観察してもらう。蚕は12日に運び込まれた。園児たちは蚕を興味津々でのぞき込み「かわいいね」「大切にするよ」などと話していた。
 染め織り体験事業は大人を対象に▽飼育▽繭糸を染める▽真綿から糸にして染める▽卓上手織り機で織る−作業を体験。8月まで4回を予定し、参加者を20人程度募集する。データベース化事業では夕鶴の里に展示・収蔵されている「養蚕」「繰糸」「織り」「製糸業」などに関する貴重な民俗資料を1点ずつ写真撮影、実測し記録に残していく。
 同市宮内・漆山地区は「羽前エキストラ」の名で知られた世界最高級の品質の生糸を生産するなど、明治から昭和期にかけて製糸業で栄えた。夕鶴の里資料館の建物は、製糸工場の敷地内で使われていた繭蔵を利用してつくられ、養蚕、製糸関係の資料が多数収蔵・展示されている。

蚕を興味深げに観察する子どもたち=南陽市こばと保育園
【2012/9/5 山形新聞】【南陽】魚影追って水しぶき 赤湯幼稚園でニジマスつかみ体験

園児による魚つかみ体験が3日、南陽市の赤湯幼稚園(片平るみ園長、108人)で行われた。
 同園の創立59周年記念行事で、親子緑陰学級実行委員会(桑原仁委員長)の協力を得て実施した。
 ニジマス130匹が放されたいけすに入った子どもたちは、魚影を追って大きな水しぶき。「捕まえた!」と両手を掲げて笑顔を見せた。魚は包丁でさばいて、炭火で塩焼きにして味わった。
 和太鼓ユニット「La!ハラトミ太鼓」の演奏披露もあり、園児は楽しい1日を過ごした。

捕まえたニジマス、するっと逃げちゃった=南陽市赤湯幼稚園

【2012/7/5 山形新聞】【南陽】飛行ショーや屋台でにぎわう
 初めての「南陽スカイパーティー」が30日、南陽市赤湯の十分一山にある南陽スカイパークで開かれた。
 スカイパークの魅力を楽しんでもらおうと利用者などで組織する実行委員会が開催。風向きの関係からパラグライダーの体験飛行は中止となったが、青空の下で無線操縦ヘリのショーやハンググライダー選手による飛行ショーなどが行われた。山頂ログハウス近くにはアジア雑貨やボディーアートの屋台が並び、来場者でにぎわった。
 ひもに重りをくくりつけて回すニュージーランド生まれのパフォーマンス「ポイ」の体験会では、パフォーマー今村勇太さん(東京都)が指導に当たり、来場者がオレンジや水色のポイを両手に、くるくると回転させて楽しんでいた。

ポイのパフォーマンスを体験する来場者=南陽市・南陽スカイパーク
2012/07/16 山形新聞 ドジョウにタニシ 生き物がいっぱい 南陽・水辺の遊楽校

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【駅伝】南陽・東置賜が完全制覇、初総合V 総合2位に天童・東村山、3位は北村山
 第57回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は29日、長井市役所前をスタート、山形市の山形メディアタワー前をゴールとする8区間、80.1キロで最終日のレースを行った。南陽・東置賜が4時間13分58秒で3日連続優勝を遂げ、完全優勝で初の総合V。悲願達成を、総合成績15時間45分42秒の大会新で飾った。
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 この日4位でフィニッシュした天童・東村山が16時間6分9秒で総合2位を死守し、4連覇中だった北村山は16時間11分37秒で同3位。16時間18分4秒で同4位の山形までが総合成績で大会記録を更新した。
 5位以下は寒河江・西村山、長井・西置賜、新庄・最上、上山、鶴岡・田川、米沢の順。酒田・飽海は第2日で途中棄権し、総合順位はつかないものの、最終日を2位でゴールした。
 レース後、山形メディアタワーで表彰式が行われた。黒沢洋介山形新聞社長が南陽・東置賜に優勝旗と優勝杯を授与。主催者を代表して「懸命に走る姿が県民に勇気と感動を与えてくれた」とあいさつした。


【2012/04/29 山形新聞】
【駅伝】南陽・東置賜が初日制す 悲願の総合V向け好発進
 第57回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日にスタートし、第1日は10区間(遊佐〜新庄間)、105.1キロでレースを繰り広げた。ほぼ風のない好条件の下、南陽・東置賜が2区でトップに立つと独走態勢を築き、大会記録を2大会ぶりに更新する5時間31分26秒で第1日初優勝。悲願の総合Vに向けて好発進した。
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 天童・東村山と酒田・飽海が中盤まで激しい2、3位争いを演じた。天童・東村山は8区の日野裕也(日新製薬)が区間賞の力走で抜け出し、2位でゴール。酒田・飽海が3位で続いた。総合5連覇が懸かる北村山はリズムを欠いた苦しい展開が続き、4位となった。
 第2日の28日は新庄市役所前をスタート、長井市役所前をゴールとする10区間、111.9キロで行う。


【2012/04/27 山形新聞】


【駅伝】南陽・東置賜が第2日もV 2位は天童・東村山
 第57回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は第2日の28日、新庄市役所前をスタート、長井市役所前をゴールとする10区間、111.9キロでレースを行った。第1日を制した南陽・東置賜が前回マークした自身の大会記録を一気に9分15秒塗り替える6時間0分18秒で第2日優勝を飾った。
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 2位は天童・東村山で2日続けての準V。北村山が3位に食い込んだ。酒田・飽海は19区の走者が熱中症で倒れ、途中棄権でたすきが途切れた。
 総合優勝争いは、2日連続の大会新記録をたたき出した南陽・東置賜が大きくリード。天童・東村山が12分34秒差で続く。3位の北村山は19分27秒差を付けられ、総合5連覇が厳しくなった。
 第2日は序盤から7個の区間新記録が飛び出すハイペースの展開。天童・東村山は13区のエース遠田将人(天童市役所)の区間新などで一時、トップに立ったが、南陽・東置賜の主将土屋佑介(松風会はとみね荘)が15区で首位を奪い返し、その後は前日と同じく独走状態になった。
 最終日の29日は長井〜山形間の8区間、80.1キロでレースを行う。


【2012/04/28 山形新聞】
【2012/8/26 山形新聞】「創作エイサー」に笑顔 南陽で沖縄の若者が園児と交流

 南陽市の若者グループと親交のある沖縄県の青年2人が25日、南陽市内の保育園を訪れ、沖縄の伝統芸能をアレンジした「創作エイサー」を披露して園児らと交流を深めた。

 来園したのは、上原堅次郎さん(37)と玉那覇仁さん(22)=ともに那覇市=。那覇市のご当地ヒーローを運営する2人は、南陽市のご当地ヒーロー「南陽宣隊アルカディオン」の考案グループ「HOPE」と交流があり、24日に共同イベントの開催を話し合うため来県。この機会に沖縄県の伝統芸能を山形県民に知ってもらおうと、HOPEメンバーを通じてエイサー披露の場を設けた。

 保育園にはおよそ80人の園児と保護者らが集合。玉那覇さんが太鼓をたたきながら激しいダンスを披露すると、その迫力に圧倒された様子で拍手を送った。会場全員でお祝いの踊り「カチャーシー」を踊ったり、エイサーで使う太鼓をたたく体験をしたりと、沖縄の文化に触れた園児たちは終始笑顔を見せていた。


玉那覇仁さん(右)と「カチャーシー」を踊る園児ら=南陽市
【2012/8/1 山形新聞】甘い果実を満喫 南陽の観光ぶどう園オープン
 南陽市の観光ぶどう園の開園式が1日、同市赤湯の紫金園で行われ、市内の中川児童館の子どもたちや招待された東日本大震災被災家族らがブドウ狩りを楽しんだ。

 開園式では、神事に続き丸森英一市観光協会長が「昨年は原発事故に伴う風評被害が入園者数に影響した。今年は多くの方々に来園してもらい、喜んでいただきたい」とあいさつ。塩田秀雄市長らが祝辞を述べ、テープカットでオープンを祝った。

 園児や家族連れは、まぶしい夏の光が降り注ぐブドウ棚の下を散策し「たくさん実っているね」と大はしゃぎ。子どもたちは台に乗ったり、大人に抱えられるようにしてデラウエアの房に手を伸ばし「甘いぞ」「皮ごと食べちゃうぞ」などと笑顔が輝いた。

 同市は県内有数のブドウの産地。国道13号鳥上坂周辺に観光ぶどう園が4カ所あり、デラウエア、ネオマスカット、スチューベン、マスカットベリーAなどを順次10月下旬まで楽しめる。入場料は小学生以上1人600円、4歳以上の幼児300円。

木漏れ日の中、ブドウを頬張る子どもたち=南陽市

【2012/6/2 山形新聞】南陽バラまつりが開幕 開花は1週間ほど遅れ
 南陽のバラまつり双松バラ園開園式が1日、南陽市宮内の双松公園で行われ、7月8日までのバラまつりが開幕した。開花が例年より1週間ほど遅く園内はまだ数株が咲き始めた程度で、週明けまでをめどに入園無料とする。見頃は今月中旬になりそう。

 園内にはおよそ340種約6000本のバラが植栽されている。開園式では熊野大社神職が神事を行い、塩田秀雄市長、丸森英一市観光協会長らが「香りのバラ園としてファンに人気の高いスポット。やまがた花回廊キャンペーンの終盤を盛り上げよう」などとあいさつ。テープカットを行い、関係者約60人が園内を散策した。

 ミス南陽の高橋美紀さん(25)と山口華織さん(27)は「ピンク色のバラが好き。見頃の時期にまた友達と訪れたい」。まつり期間中、押し花体験サロン(10日、7月8日)やモデル撮影会(17日)、南陽宣隊アルカディオンショー(7月1日)などを予定。村山市の東沢バラ公園との共通入場券も発行する。

咲き始めのバラを楽しむミス南陽の2人。見ごろは今月中旬になりそう=南陽市・双松バラ園

【南陽双松バラ園にて「南陽のバラ祭り」が開催されます。】
2012/05/27 山形新聞 演舞や餅つき 楽しく

【2012/6/2 山形新聞】陸上で県産果実を発信 南陽市と山形食品が協定締結
 南陽市(塩田秀雄市長)と山形食品(南陽市漆山、稲村和之社長)は1日、「南陽市役所陸上部に関する協定」を結んだ。箱根駅伝経験者を多く擁し全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)初出場を目指す市役所陸上部(鈴木輝生監督)の活躍を通して、県産果実の評価向上、南陽ブランド発信、スポーツ文化振興につなげる。

 協定の内容は、同社が市役所陸上部に対し「SUN&LIV山形代表」をはじめとするオフィシャルドリンク、ブランド名入りトレーニングウエアを提供し、市は同社主催のイベントに陸上部選手派遣などの相互協力を行う。協定期間は6月1日から1年間だが、異論がない場合継続される。

 市役所で行われた締結式では、塩田市長と稲村社長が協定書にサインし、握手を交わした。塩田市長は「勇気100倍。皆さんの期待に応えるべく、精進を重ね結果を出したい」、稲村社長は「陸上を通して市民に夢と感動を、県産果樹を通して園芸振興を−。地域を思う互いの力の相乗効果で大きく貢献できると確信している」と語った。

 山形食品は山形交響楽協会、県スポーツ振興21世紀協会とも音楽・スポーツ文化の振興を目的に、同様の協定を結んでいる。

山形食品から提供されたトレーニングウエア(中央)とオフィシャルドリンク=南陽市役所

【南陽市役所陸上部】
【2012/5/22 山形新聞】南陽市アンテナショップ、開設から1周年 仙台・記念多彩な催し
 南陽市が仙台市泉区のイオン仙台中山店内に開設したアンテナショップの1周年記念祭が20日、同店で行われた。南陽宣隊アルカディオンらのアトラクションや「つや姫」ペットボトル詰め大会、抽選会、玉こんにゃくの振る舞いなど多彩な催しがあり、多くの買い物客でにぎわった。
 「南陽ブランド」を仙台圏に発信する役割を担うアンテナショップは、昨年5月にオープン。市商工観光ブランド課のまとめによると、ことし4月末までの売上総額は1469万円で1日平均約4万3000円。延べ約2万3000人が利用した。売れ筋は(1)果物類(サクランボ、ブドウ、リンゴなど)(2)野菜(オカヒジキ、キュウリなど)(3)コメ(4)漬物(5)油揚げ。南陽から毎日運ばれる季節の朝採り野菜の人気が高いという。
 この日は、朝届いたばかりのオカヒジキやアスパラガス、コシアブラ、コゴミなどが店頭にずらりと並び、1日当たりでこれまでで最高となる20万円超の売り上げを記録した。
 セレモニーでは山形おきたま愛の武将隊を引き連れた塩田秀雄市長が「アンテナショップへのご支援に心から感謝する。6月の南陽市はサクランボの季節を迎えバラまつりが開幕する。ぜひ南陽市を訪れ、開湯920年の歴史を持つ赤湯温泉で日々の疲れを癒やしていただきたい」とアピールした。アルカディオンとのジャンケン大会も開かれ、子どもたちと触れ合った。

多彩なイベントでにぎわった南陽市のアンテナショップ1周年祭=仙台市・イオン仙台中山店