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公私のけじめを大切にする
仕事をしていく上では、公私のけじめをはっきりつけなければなりません。 プライベートなことを勤務時間中に持ち込んだり、仕事上の立場を利用して取引先の接待を受けたりすることは厳に慎まなければなりません。 勤務時間中の電話の受発信を禁止したり、仕事を通じての頂き物を個人のものとせず、みんなで分け合っているのもそのためです。 これは些細な公私混同でもモラールの低下を引き起こし、ついには会社全体を毒するものになってしまうからです。 私たちは公私のけじめをきちんとつけ、日常のちょっとした心の緩みに対しても自らを厳しく律していかなければなりません。 |
有意注意で判断力を磨く
目的を持って真剣に意識を集中させることを有意注意といいます。 私たちはどんな時でもどんな環境でもどんな些細なことであっても気を込めて取り組まなければなりません。 最初は非常に難しいことのようにみえますが日頃意識的にこれを続けているとこの有意注意が習慣になってきます。 そうなればあらゆる状況の下で気を込めて現象を見つめるという基本ができていますから、何か問題が起きてもすぐその核心をつかみ解決ができるようになります。 私達は、ものごとをただ漫然とやるのではなく、日常どんな些細なことでも真剣に注意を向ける習慣を身につけなければなりません。 |
大胆さと細心さをあわせもつ
大胆さと細心さは相矛盾するものですが、この両極端を併せ持つことによって初めて完全な仕事ができます。 これは中庸をいうのではありません。ちょうど綾を織成している糸のような状態をいいます。経糸が大胆さなら横糸は細心というように相反するものが交互に出てきます。 大胆さによって仕事をダイナミックに進めることができると同時に、細心さによって失敗を防ぐことができるのです。 大胆さと細心さを最初から併せ持つのは難しいことですが、仕事を通じていろいろな場面で常に心がけることによってこの両極端を兼ね備えることができるようになるのです。 |
利他の心を判断基準にする
私たちの心には自分だけがよければと考える利己の心と、自分を犠牲にしても他の人を助けようとする利他の心があります。 利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。 一方、利他の心で判断をすると、人によかれという心ですから周りの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので正しい判断ができるのです。 よりよい仕事をしていくためには自分だけのことを考えて判断するのではなく、周りの人のことを考え、思いやりに満ちた利他の心に立って判断をすることが大切です。 |
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高い目標を達成するには、まずこうありたいという強い持続した願望を持つことが必要です。
新製品を開発する、お客様から注文をいただく、生産の歩留まりを上げるなど、どんな課題であっても、まず何としてもやり遂げたいという思いを心に強烈に描くことです。
純粋で強い願望を、寝ても覚めても、繰り返し繰り返し考え抜くことによって、それは潜在意識にまで染み透っていくのです。
このような状態になった時には日頃頭で考えている自分とは別に寝ているときでも潜在意識が働いて強烈な力を発揮し、その願望を実現する方向へと向かわせてくれるのです。