しらたか的音楽映画塾

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はじめての記者会見in山形県庁 /6月14日(水)


『しらたか的音楽映画塾』の記者会見が山形県庁で6月12日午前11時より行われました。
会見には、実行委員長の原田氏、プロデューサーの早坂氏、そして当イベントの「塾長」であります、音楽家の小室等氏が出席しました。
はじめに早坂氏より「しらたか的音楽映画塾」の開催までの経緯や概要、内容等が発表されました。実行委員長、原田氏のあいさつの後、塾長の小室等氏より「なぜ、白鷹で行うのか。」「白鷹の歴史や文化」などの話を織り交ぜながら、記者の皆さんに「しらたか的音楽映画塾」をアピールしていただきました。

翌日の山形新聞には紹介記事が掲載されました。実り多い会見だったと思います。
みなさん、大変お疲れさまでした。(ま)


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「ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ」



監督:ヴィム・ヴェンダース
撮影:イェルク・ヴィトマー、ロビー・ミュラー、リサ・リンズラー
出演:ライ・クーダー、イブライム・フェレール、ルベーン・ゴンザレス
 エリアデス・オチョア、オマーラ・ポルトゥオンド、コンパイ・セグンド他
1999年/ドイツ・アメリカ・フランス・キューバ
ビスタサイズ/DOLBYデジタル/カラー/101分
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■「ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ」受賞及びノミネート
2000年度アカデミー賞ノミネート
全米ナショナル・ボード・オブ・レビュー 最優秀ドキュメンタリー賞
ヨーロッパ映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞
ニューヨーク映画批評家賞 最優秀ドキュメンタリー賞
シアトル国際映画祭 最優秀監督賞 他2部門
ロサンゼルス映画批評家協会賞 最優秀ドキュメンタリー賞
エジンバラ国際映画祭 最優秀観客賞
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ライ・クーダーが敬愛するキューバ音楽の古老たちとともに創り上げ、97年グラミー賞を受賞、世界中で大ヒットとなったアルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。ライ・クーダーとは20年来の友人であるヴェンダース監督もまたキューバミュージックに魅せられ、二人はついに撮影クルーを伴い、98年、愛すべきキューバ・ミュージシャンたちを訪ねてキューバへと向かう。
母の形見である黒檀のステッキについて思いを語る72歳のシンガー、イブライム・フェレール、その天才的な音楽性と同様に、現実離れした活力に溢れる92歳の現役ギタリスト・コンパイ・セグンド。
引退して家にピアノさえなかったというルベーン・ゴンザレス。
彼女をヒロインにして映画を撮りたいとヴェンダースにいわしめるオマーラ・ポルトゥンド…。
個性豊かなミュージシャンたちのそれぞれの人生の輝きが、飾らない言葉や深みのある表情から、そして何よりも彼らの素晴らしい音楽を通じて描き出されていく。
世界遺産にも認定されたハバナの美しい街並み、アムステルダムでの名高いコンサート、さらにニューヨークの輝かしいカーネギーホールでの歴史的ステージも加えて、キューバ・ミュージシャンたちの、最高にセクシーな音楽と彼らの人生の哀歓をフィルムに収めた感動の最高傑作。
「Shall We ダンス?」



監督: 周防正行
製作: 加藤博之 漆戸靖治 大野茂 五十嵐一弘
プロデューサー: 桝井省志 小形雄二 磯村一路
企画制作: アルタミラピクチャーズ
原案: 周防正行 /脚本: 周防正行
撮影: 栢野直樹 /編集: 菊池純一
音楽: 周防義和 /音楽プロデューサー: 和田亨
歌: THE DORIFTERS The Drifters
上映時間 136 分 /公開情報 東宝 /初公開年月 1996/01/27
出演: 役所広司 草刈民代 竹中直人 渡辺えり子
    柄本明  徳井優  田口浩正 草村礼子 原日出子

「Shall we ダンス?」は1996年(平成8年)1月27日公開。大映(現・角川映画)製作。 社交ダンス教室を舞台としたハートフルコメディの佳作であり、興行的にも大成功を収め、日本アカデミー賞独占をはじめ数々の映画賞に輝いた。また、国外においても高い評価を得、米国においてはアニメを除く日本映画の興行収入記録を更新、2004年には、ピーター・チェルソム監督、リチャード・ギア主演によるリメイク『Shall We Dance?』が制作される。

■受賞映画賞
○放送映画批評家協会賞1997年  外国語映画賞
○日本アカデミー賞1996年  作品賞|主演男優賞/役所広司|主演女優賞・新人俳優賞/草刈民代|助演男優賞/竹中直人|助演女優賞 /渡辺えり子、草村礼子|監督賞/周防正行|脚本賞/周防正行|音楽賞/周防義和|撮影賞/栢野直樹|照明賞/長田達也|美術賞/部谷京子|録音賞/米山靖|編集賞/菊地純一
○ブルーリボン賞 1996年 主演男優賞/役所広司|助演女優賞/渡辺えり子
「東京原発」


エグゼクティブプロデューサー:北側雅司
     横濱豊行 川上國雄 石川富康
  プロデューサー:池田哲也 石原 真
          西健二郎 福田豊治
音楽プロデューサー:長岡和弘
監督・脚本:山川 元
撮影:北澤弘之 /美術:稲垣尚夫
照明:内原真也 /音楽:崎谷健次郎
製作:「東京原発」フィルムパートナーズ
(グランプリ/バサラ・ピクチャーズ/日活/衛星劇場)
企画制作:アートマン
配給・宣伝:ザナドゥー



●都知事暴走!都庁核爆発!? 首都壊滅!? いま、日本滅亡へのカウントダウンが始まった!!
原子力発電の危険性、深刻な電力事情、低迷する経済、迷走する政治、貧窮にあえぐ地方自治、そして未来を見失った若者たち…、現代日本が今まさに抱えている様々な問題を満載し、日本映画史上まれに見る痛烈なブラック・ユーモアとスリル満点で繰り広げられる極上の緊張感、そして超豪華な演技派キャスト総出演による人間味溢れる一級の芝居で贈る戦慄のパニック・サスペンス・エンタテインメント!
あまりに過激な内容と大胆な表現のため一般公開が危ぶまれていた衝撃の問題作、身近にせまるリアルな恐怖と猛毒の笑いで日本列島を震撼させるプルトニウム爆弾級のインパクトが遂にその全貌を現す!

●原発推進派都知事 VS 反対派副知事 × 爆弾マニア! 都政始まって以来の緊急事態発生!!
「東京に原発を誘致する!」突如飛び出した都知事の爆弾発言に都庁はパニックに陥った。推進派、反対派それぞれのもっともらしい意見が入り乱れて会議室は戦場と化し、議論が白熱する中、強引に原発誘致を推し進めようとするカリスマ都知事の真の狙いが明らかになる…。
一方、お台場にはフランスから海路極秘裏に運ばれてきた大量のプルトニウム燃料が到着していた。政府は反対派の抗議運動を避け、そのプルトニウムを一般道路で福井県の原発へ運ぼうとしていたが、それを運ぶトラックが爆弾マニアの若者にジャックされてしまう。
やがてトラックは時限爆弾を仕掛けられて都庁に向かっていた。もし、爆弾が爆発すれば、東京だけでなく日本全土が広く被爆する未曾有の大惨事になることは明らかだった。果たして都知事はこの絶対絶命の危機を乗り切ることが出来るのだろうか!?
「タイマグラばあちゃん」



プロデューサー: 伊勢真一・菅原淳一
監督:澄川嘉彦(すみかわよしひこ)
撮影:太田信明ほか
音響構成:米山靖
音楽:三上憲夫
語り:小室等

【あらすじ】
岩手県のほぼ真ん中にある早池峰山(はやちねさん)の麓に「タイマグラ」と呼ばれる小さな開拓地がある。戦後10軒あまりの農家が入植したが、東京オリンピックの頃にはほとんどの家が山を去り、向田(むかいだ)久米蔵・マサヨさんの二人だけとなった。
それから20年あまり後の昭和63年、畑仕事にいそしむ向田さん夫婦の静かな暮らしに二っの事件があった。ひとつは夏に久しぶりのお隣さんができたこと。大阪出身の若者(奥畑充幸さん)が開拓農家の残した空き家を借りて住み始めたのである。もうひとっは、年の瀬になってタイマグラに電気がひかれたこと。昭和の最後に灯った明かりであった。自分が畑で育てた大豆を使っての豆腐作り、「お農神さま」への信仰、春一番の味噌作り 土に生きる素朴な暮らしぶりにかわりはないが、マサヨばあちゃんの歳月にはさまざまな出来事が起きてゆく。長年つれそった久米蔵さんの死、大雨にたたられた不作、奥畑さんの結婚、そしてばあちゃんが産婆をすることになった長男の誕生… 。
2000年の春、ばあちゃんは心臓の発作で山をおり、一昨年の暮れに亡くなった。しかし、ばあちゃんの生きた証は消えない。タイマグラに住み続ける奥畑さんは家族とともにばあちゃんが教えてくれた味噌作りを受け継いでいこうとしている。

周防正行【すおう まさゆき】




1956年10月29日生まれ。映画監督、脚本家。東京都出身。
妻はバレリーナで女優の草刈民代。立教大学文学部フランス文学科卒業。

1989年 修行僧達の日常と青春を描いた「ファンシイダンス」で注目を浴びる。
1991年 大学の弱小相撲部を舞台にした「シコふんじゃった。」を製作。
1996年 「Shall we ダンス?」で日本アカデミー賞の監督賞と脚本賞を受賞。

2007年、遂に新作映画「それでもボクはやってない」を監督する。新作は、痴漢冤罪を描いた裁判劇。