【やまがた 最上紅花の会】10周年記念フェスタの報告
去る2012年7月8日(日) 山形市本町の「山形グランドホテル」に於いて 『【やまがた 最上紅花の会】10周年記念フェスタ』が開催されました。 この「やまがた 最上紅花の会」は、 古田久子会長の「紅花を食べる」ことについての研究成果を共有しながら、 子どもたちに紅花文化を伝えるという活動に取り組んできました。 それとともに、紅花料理をはじめとして、 紅花商人 ・ 紅花の歴史 ・紅花染め ・ 紅花生産 ・ 紅花の薬効などについて、 [紅花大学] というかたちで研修も行ってきました。 会が10周年を迎えるにあたり、 今回、これまでのあゆみをを皆様にお知らせしながら 一緒に紅花料理を楽しみたいということで、 このような会が催されました。 当日は県内各地からたくさんの方が集まり、 古田久子先生による 「食としての紅花」という基調講演が行われ 古田先生と紅花との出会いから、 それを食べるということに取り組んだきっかけや 今までの出来事などのお話を伺いました。 講演後には、花束が贈られ、 この10年一緒に取り組みをされた 会場のみなさんと労を労い、 和やかに会が進められました。 また、山形グランドホテルより出されたお料理は、 前菜からスープ、デザートにいたるまで すべての料理に紅花が使われていて、 とてもおいしい料理の数々でした。 古田先生が考案された「紅花ちらし寿司」 紅花の鮮やかな紅色と紫蘇の葉の緑が素敵です。 紫蘇の葉のさわやかな香りと 地元産の和くるみの香ばしさが とても食欲をそそるお料理です。 講演では、 この「紅花ちらし寿司」を完成させるまでの苦労話も 伺うことができました。 また、会場には 生産者の紅花を使った 大きなアレンジメントも飾られて 華やかな雰囲気を演出していました。
2012.08.20