一福屋@鈴木農園

 水木ではありません。川があふれ出したのです。


 ここ二、三日、村山地方は大雨と強風の続く毎日です。

 この時期に最上川が氾濫するというのは前代未聞。

 強風でラ・フランスやりんごが落下しても、ねぎが水没することは「きいだごどがねぇ。」という農場長。

 でも、おとついから続いた雨の影響でやられてしまったのですよ。我らの農場。


▲水没前のねぎ


▲こちらが水の上がってしまった状態。

 大変な大雨となると、完全に水没し、生産の上がらない農場と化します。

 
 
 「上がってきったなは」(上がってきちゃってるねぇ)と出荷部長。
 
 自然の猛威の前で立ちすくむしかない我々は、午前中だけで堤防を三往復はしましたね。



▲友人農家の「きお君」。急いでさつまいもやら青菜やらを収穫してゆく我々を、「お〜い、そろそろ上がるぞ〜」と手伝いにきてくれました。


 なんだか、「はぁ〜・・・・。」という溜息しか出てきません。
 農場長も「はぁ〜」、出荷部長も「はぁ〜」、作業員Aも「はぁ〜」、取締役に至っては、「はあああぁぁぁ・・・・・・・」。

 最高の週末です。

 これ、うどの花ですって。

 この、何げにかわいい姿が好きで、毎年この季節になると同じ写真ばかり撮ってしまいます。

 「疲れちゃった、私」と一言、座り込んだ出荷部長。

 収穫後の一幕。芋がらを眺めています。

 
 

 「トトロみたい」。何が?傘が?部長が?


 
 
 ・・・・

 部長が、自分自身をトトロだと認めた瞬間。
2006.10.03:sfarmコメント(0)::[メモ/里芋]