一福屋@鈴木農園

メモ
 なんと言ったらよいものやら。

 なんと表現すべきか。


 はっきり言うと、失敗。

 完全なる学習不足。


 これはおーまいがーですね。


 「コナジラミなのでDDVP(農薬)散布してください。」との報告を受けて、部長自ら手散布したのがつい先日。

 
 「これで安心じゃ〜。」と思ったのもつかの間、


 「あ、あ、あれ、あれ、これ斑点だよね。泥じゃないよね。」という衝撃的な発言。


 収穫まではまだ期間があるので復活の兆しはありますが、気温と水温度の管理ミス。


 これは一大事。これは決定的。


 実は我々、ハウスの赤根ほうれんそうでも同じ状況を招き、

 「あと少しで7割くらいいくやね。」というところで収穫断念しておりました。



 「ここにきて詰まったなや〜。参った〜!!


  葉菜は肩掛け(手散布時に用いる機械)封印だな。」


 部長の、部長による、部長のための一言です。
 

 終わりました!さくらんぼの剪定作業。

 今年はどんな実を成らせるのか、今から楽しみであります。


 例年の如く、「あんまりきっど、ならねんだがらな〜(あんまり切ると、成らないんだからね)」と言っていた農場長。


 ・・・この発言に対して反抗的な者ひとり。


 「そんなことは知らん。

  樹の状態と園地の状態を最適に保つには、ある程度切ります。」


 
 お〜、恐ろしい。バトル勃発であります。









 あ、





 
 
 

 !!!!!!


 農場長があっちの方見てる合間に、



  やっております!!切っております!!!


 

 この光景は毎年繰り広げられる、鈴木農園果樹部の恒例行事です。


 
 ▲私の仕事は、剪定後の枝集めと殺菌剤塗装。



 





 ようやくさくらんぼの剪定作業に入りました。

 
 どこを残していいやら、どこを伸ばしたらいいやら、部長はあっち行ったりこっち行ったり。


 うろちょろうろちょろの果てのつぶやき一つ。


 「去年、農場長がここ切っちゃったんだよね・・・。


  伸ばす枝だったのに・・・。

  伸ばしてさくらんぼの実いっぱい取れるはずだったのに・・・。 


                           ・・・憎い。」 




 
  今年は、農場長に見つかる前に「我々でやってしまいましょう。」


  知らぬが仏。鬼の居ぬ間とは正にこのこと。



 
  切った枝の後かたづけは、是非私に任せてください。