一福屋@鈴木農園

メモ

 我が家の庭には、実験中の植物や野菜が所狭しと植えられています。

 松の木の脇にはアスパラガス・葱、古い井戸にはレンコン、裏に回れば水仙の横にウド・青じそ・わさび・クレソン。すべて鈴木家の食卓に並びます。

 そして、ひっそりと咲いていたのは玄関脇にある雨受けの中の睡蓮。

 ここ二、三ヶ月はずっと働きづめの鈴木農園メンバーを労ってなのか、何の自己主張もせずにゆらゆらと空を眺めていました。

 「ゆっくり休まっしゃい」と、恵子さんのズックの横で文句一つこぼさずに我々を癒してくれます。
 
 


 さくらんぼの葉摘み作業です。

 葉っぱを一枚一枚摘んで、枝の軸に光を当て、赤みの増したさくらんぼに仕上げます。

 ついでに甘みも出します。

 一枚一枚ですよ!!一枚一枚。ほんとうに一枚一枚。

 もはや私の指先は何千枚もの葉っぱを摘んだことでしょう。

 果樹農家の大変さを満喫中。ちなみに今の親友は脚立です。

 写真の二人はパートさん。作業中の話題は、もっぱらゴシップと人生相談、たまに「夕食は何にするか」。

 お二人のおかげで、笑いの絶えない現場です。

 昨日、天童ラ・フランスセンターにて、寺津地区のさくらんぼ・目揃い会が開かれました。

 この目揃い会、一体何かと申しますと、
「こん位のさくらんぼ持ってきてね 王将ブランドだからね byJAてんどう」という出荷品質の確認と、

「山梨ではピーク越えました。いよいよ山形産です。今年も頑張って高値ねらいましょう。」という、農協職員による情報提供の場です。

 我が農園からも、作業員たちが揃って参加致しました。
 
 まぁ寺津地区のみですから、ほとんどみんな顔見知りです。ですから、ついでに情報交換します。

 今年は豊作とか、去年よりダメとか、堆肥が効いていないとか効き過ぎとかうんぬんかんぬん・・・。

 説明中も、世間話の絶えない新人研修でした。



▲「かいづは真っ赤だでや」(こいつは真っ赤じゃないか) 品質チェック中の皆さん。