一福屋@鈴木農園

メモ
 
 「カレーの材料になるものは最低限つくりましょう」という約束から半年。

 鈴木農園でも、にんじん・じゃがいも・たまねぎの三種は必ず栽培するようになりました。

 写真のにんじんは、朝に「にんずん12本抜いでこ〜い」と命令されて収穫してきたもの。

 


 「にんずん」とは紛れもなく「にんじん」のこと。

 私が思うに、山形県の村山地方では「し」、「ち」、などのイ音便言葉は「す」や「つ」に変化します。

 なので、「すし」は「すす」、「しんだ」は「すんだ」、「もち」は「もつ」。またこの地域の方言に関する特徴は、なんにでも濁音で反応することです。だから、「もつ」は更に訛って、「もづ」となります。
 
 ちなみに、「やかましい」は「かすますい」、「やぶけた」は「しゃばけだ」、などの変形もあります。

 ここまで来ると、なにがなんだか分かりません。・・・日本語学の専門家にでも聞いて下さい。

 
▲にんじんの葉っぱは、味噌で和えてふりかけにします。


 中玉トマトの房取りに成功して大喜び。

 一口大なので、夕方にお腹が減ってきた時はおやつ代わりに食べます。

 次々と花が咲くのでトン付け作業が大変ですが、病気は出にくいし、変形トマトもあまりな〜い!!

 
 おまけに味は甘いとくれば、つくづくめんこい奴らです。
 

▲おらいの中玉たちは、たまに「ゆぴあ」に並びます。



 天童市寺津産、新じゃがの第一回目収穫。

 農作物の収穫期を見極めるため、夕方に少し掘ってみました。


 「ま〜だかな」というのが出荷部長のお言葉。

 ほくほくの「最上川のほたる」が食べれるまで、もう少し時間が必要みたい。