一福屋@鈴木農園

メモ

 地面一面につたうのはさつまいものツル。誰も足を踏み入れていなかった園地に、久々に顔を出しました。

 余計ですが、山形ではさつまいものツルを食べたりするんですよ。

 さすが、元祖貧乏県。ちなみに、その辺に生えている「ヒョウ」という草も食べます。しかも、夏の間に干しておいて、冬も食べます。食べれるものはなんでも食べます。

 初めて「ヒョウ」を食べた人は、ものすごい勇気のある人でしょうね。なにせ、草ですから。その辺に生えてますから。

 そんなことを思いつつ、さつまいものツルをぼ〜っと眺めた昼前。



 きゅうりは、収穫時期が終了するとこうなります。


 葉は朽ち果て、色はババ色。しわしわのくちゃくちゃ。

 さらば青春。さらばピチピチ。



 ハウス内は、そろそろ秋野菜の準備が始まります。。

 遂に最盛期を通り過ぎ、収穫終了のタイムリミットが始まりました。

 トメイトは3段目〜5段目辺りを収穫中ですが、この辺りのトメイトは丁度さくらんぼの忙殺期と重なっていましたので、なかなか実なりがよくありません。

 おまけに最近は、ハウス内温度の上昇でトン付け効果も下がりっぱなし。

 

 出荷部長によると、「お盆まで収穫できれば良し!!」とのこと。

 あぁ、終わってしまうこの悲しさ。

 今思えば、このハウスで一人泣いたことも、暴れたことも、叫んだことも。

 生き物相手の難しさをよくよく教えられました。

 さらばトメイト、達者でな。