一福屋@鈴木農園

旬時野菜
 まっすぐに成長するということ。

 曲がらず、くさらず、病気知らず。

 親を思いやり、いくらでも財産を残し、次の子孫にその場を託す。

 一丁前に育ったきゅうりは、ちょっと詩的な感じさえします。

 まぁ、鈴木農園のきゅうりたちには、もちろん反抗期な奴もいますけど。


 
 鈴木農園のきゅうりはイボなし品種「フリーダム」です。

http://www.freedom-kyuri.com

 和子さんは、朝仕事の真っ最中。キュウリのお世話をしています。

 ちなみに農場長・猛さんはかぼちゃ、和子さんはキュウリ、研修生の私はトメイトと、それぞれ担当が決まっています。

 トメイトの更新が多いのはそのためです。

 この日も朝から、キュウリの葉をいじっていました。

 しばらくもくもくと仕事を続けていましたが、カメラを向けるとごらんの通り。

 我が家に、女優・和子が誕生しました。

 枝豆の定植から一ヶ月。こちらはゆっくりゆっくりの成長です。

 ついでに周りの野草もわんさかわんさか・・・。


 山形の枝豆というと、庄内地方の「だだちゃ豆」が優勢です。

 小粒で甘みが強いのが特徴ですが、ここいらではとんと遠いお話です。

 庄内地方の有利販売のため、ここいらで取れた茶豆に「だだちゃ豆」の表記をつけることはできないからです。

 ですから、我々内陸地方のお百姓さんたちも考えるわけです。

 「だだちゃ豆」に代わる枝豆を!と。

 そんな探り合いの中で、さまざまな品種の中から考えに考えた結果、鈴木農園の枝豆品種は決まっています。

 ちなみに、品種名は秘密です。企業秘密ならぬ、農園秘密です。

 さ〜て、だだちゃを越える味となるか?
2006.06.08:sfarmコメント(0)::[メモ/枝豆]