ものづくりノート
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何事微調整が大事?
どんなに詳細に段取りしても、いざやってみると思いもかけない事が起きたりして、思惑通りに行かない事が沢山あります。
ストーリーの通りに行く方がむしろ、少ないといってもいいと思います。
先日長井市で行われた全国マイクロマウス大会ですが、あのように綿密に作られた、またメンテナンスを受けたロボットが本番では思うように動かない。
機械も「あがって」しまったのかな?と思うくらいです。
本番中に、一所懸命に調整を繰り返しますが巧く行かなかったり、いったり。
バッテリーの様子、稼動部分のオイルの潤滑具合、ネジの締め具合など色んな要素が混ざり合って性能を発揮できたり出来なかったりするんだろうなと思います。
当然工場内でも同じことが言えますが、それがメカ的なハード部分だけでなくて工程管理などのソフトの部分にも言えることです。
最近の例ですが、日程を調整しているうちにどうしようも無くなってしまった例がありました。
担当者が良かれと思ってお客様へ一所懸命に日程の調整をしていた(マウスの調整とは少し意味合いが違いますが)が、結果どうしようも無くなった。
そこで問題なのは「報告・連絡・相談」がなされていなかったことです。
早くに「報告・連絡・相談」があればもっと色んな判断が出来たのに、どうしようも無くなってからの「報告・連絡・相談」であった為に力技での解決しか出来ない状況なのでした。
ロボットの場合には動きが悪くなるとか、変な音がすると言った異常がロボットからの「報告・連絡・相談」な訳です。
企業内部での「報告・連絡・相談」は異常が起きてそれが「報告・連絡・相談」では無い訳です。やはり都度都度に担当者が「報告・連絡・相談」しなければ巧く廻りません。本当に大事な事です。
これを頭だけとって「報・連・相」「ホウ・レン・ソウ」といいます。
どんな小さなことでも「ホウ・レン・ソウ」は大事です。
調整は場面に応じて非常に大事なのですが、調整をしないような調整が必要ではないかと感じたところです。
つまりすべて「オン・ザ・レール」。
最初の取り組み、危険予知、バックアップ、全てが大事ですね。
あの「アポロ計画」で月に行った時も、かなりの面で予知していたにも拘らず、アクシデント続発。でもきちんと戻ってきた。というか戻させた。
その後NASAでは危険予知等に注力してきたとか。
我々資金も人も少ない企業にとっては脳ミソに汗をかかせて少しでも予知しておいて、あらゆる消費を最小限にするしかないですね。
さて、今日も一日調整なしの調整目指して頑張ろう。
◎ マイクロマウス全国大会の様子です。緊張感がただよってとても良い大会でした。成功おめでとうございます。
2006.11.30:
s-mold
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