音喫茶

▼ソレデモアナタハイキテイル

ミュージック昭和に行ってまいりました。
この日の主催は、初主催、初ライブというBig Rocky's Mountainは、Caster Mildの三浦優太さんがベース、とアライケンタロウさんがドラム、さらに個人で活動中の伊藤俊和さんがボーカル、野田純平さんがギターという山形路上人で組まれたバンド。
このライブ、実は私は照明スタッフとして、全出演者の照明をしていました。

1番手は、山形路上で活動中のせーのたくやさん。透き通るような歌声と、親近感のわくキャラクター。身近なものを歌った歌詞が多く、共感を持った方もたくさんいたのではないでしょうか。

2番手はハンダカズミさん。このお方、個人的に、かなりお勧めの方です。強く、何かを伝えようとする歌ではないと、私は感じます。強要するわけでなく、聞く側が、様々な思いを抱くことができる、ハンダさんの世界観はなかなか味わえるものではありません。そして圧巻のステージング。というか度胆を抜かれます。いきなりの特攻服での入場。繊細でありつつも、芯の強いギターとメロディー。ハンダさんの独特の声。最後の曲では、『レイ・ナオキ・チャールズ』さんを招きいれ、ギターとピアノで、さらに曲の世界を広げていきました。客の頭にがっしりと残るライブ。とにかく素晴らしかったです。

3番手は東京から武田翼さん。山形出身で、東京で活動している翼さんは、ピアノの弾き語りのライブでした。透き通るような歌声と、叙情的な歌詞。なめらかな演奏は、山形で活動しているミュージシャンにはない、なにかを感じさせてくれました。途中、今回が初ライブという、女性ボーカリストのemiさんをボーカルに向かえ、一人とはまた違う演奏を見せてくれました。

4番手は山形路上からラスカルキューピッ2さん。定期的に路上をなさってるお二人。綺麗なハーモニーと、際どい衣装。多少緊張気味のようにも見えましたが、曲が始まれば、優しい歌声が会場を包みました。

ここまではアコースティックな方々のライブでしたが、ここからはバンドライブが始まりました。

5番手は山形の高校生バンドMAD OF JOYTOY。ステージ全体から若々しさがあふれ出ていました。今回のライブの出演者の中で最年少ということでしたが、堂々としたステージング、エネルギッシュなライブでした。

6番手は主催のBig Rocky’s Mountain。初ライブで初主催と、ライブの時間以外でも何かと忙しそうでしたが、いざライブの時間となれば、初ライブとは思えない堂々としたステージ。ボーカルの伊藤俊和さんが作る、切ない楽曲に、バンドとしての音が重なり、ゆるやかでありつつ、力強い楽曲の世界が広がるライブとなった。

7番手は東京からGucky。さすが東京のバンド、と言えるくらい、メンバーそれぞれのポテンシャルがものすごく高く、ライブのステージングも、楽曲も、見ていてかなり楽しいです。曲ごとに表情を変える演奏力は本当に素晴らしかったです。

ライブ:2005年3月12日
画像 ( )
2005.03.22:nira0

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