▼季節
鷺草(サギソウ)という植物をご存知でしょうか?ラン科で湿地に生え,地中に球根を作る多年草で、花の形が白鷺の飛んでいるところに似ているというので、この名前がついている。
毎年、夏月頃に 2,30 センチの花茎を伸ばし,先端に 2,3 個の花をつける。この写真は、今年8月末に撮影したものです。不思議なもので、お花や生き物に興味がある人は、この素晴らしい 自然の神秘を感じる鷺草を見ては誉めてくれますが、まったく興味が無い人は、自分が座っている隣に咲いていても 目もくれません。 私も 以前は、「まったく興味が無い人」だったのですが、このサギソウに出会ってから最近は お花や夜空、お月さま、青空、大地を渡る鳥、風など自然現象に感心がいくようになりました、これも年のせいなのでしょうか? |
最近、かかしというものをトンと見かけなくなりましたが、上山市ではユニークな「かみのやま温泉全国かかし祭り」このほど開催されました。ワタクシも、BT練習の帰りに見物してきましたが、世相を反映したかかしや伝統かかし、広告かかしなど市内外から約二百体が出品された、それは圧巻でした。
祭りは、旧県立上山農業高校の文化祭イベントの一つとして開いたのが始まりとか、 祭りには、小泉純一郎かかしや環境問題をテーマに、空のペットボトルで造った「ぼくらのゴジラワールドかかし」、中には、景気回復を願って「不況を吹き飛ばす百万円札かかし」が登場し人目を引いていました。写真は、ヤワラちゃんかかしだってよ?どう見ても似てないよ〜。 |
中秋の名月といえばお月見ですよね。丸〜いお月様を見ながらおだんごを食べて、いやいやワタクシは一杯の方ですね。中秋の名月はまん丸な満月とは限らないらしいですね。しかも日付を注意してみると、9月であったり10月であったりと、年によってまちまちのようです。実際には満月でない年の方が多いらしく、それは月と地球の公転軌道の関係で、新月から満月までの日数が15日とは限らないために起こるそうです。
中秋の名月の話、中秋とは秋の真ん中のことを指し、旧暦の秋は7月、8月、9月ですから、秋の真ん中といえば8月15日になります。ところで、旧暦の15日といえば、旧暦の日の決め方から考えて、満月に近い月が見えるのは当然でしょう。満月が十五夜のお月様などと言われることからもわかります。また、新月となる日は毎年違っていますので、旧暦8月15日となる日も年によって違ってきます。今年の中秋は、8月18日だそうです。 写真は、一足先に8月16日夕に撮ったものですが、ほぼ満月に近かったようです。 |
9月の声を聞くとともに、山々の緑も陰りを帯びはじめ初秋を実感する今日この頃です。ワタクシは、昼休みウォーキングを日課としていますが、車に乗っていてはわからない様々な季節と遭遇することが出来ます。先だっても、赤く色づいたりんご畑を通りかかり「えっー、まだ8月だっちゅうのに…」と驚き桃の木・山椒の木でした。
りんごといえば”青森県りんご”が有名ですが、山形もフルーツ王国を自認しているだけに、全国有数の生産地です。山形は蔵王、朝日連峰、出羽三山など有名な名峰に囲まれた土地で、朝晩の寒暖の差が激しく、酸味と甘みのバランスに優れて、りんご本来の味と香りが高いと評価されているようです。これからフルーツをはじめとして何でも美味しい季節、体重計と相談しながら秋を楽しまなくっちゃね。 |
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菊を食べる?というと驚かれる方も多いと思いますが、秋の山形の味として食卓に欠かすことのできない旬の食材です。基本的に菊の花はどれも食べられるとのことですが、特に味や香りのよいのが、この“もってのほか”で、しゃきしゃきとした歯ごたえとほろ苦さが好まれているようです。
“もってのほか”は山形の方言で「とんでもない」という意味ですが、「こんな美味い菊の花を食べるとはもってのほか」だとか、「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」といった諸説ありますが、真相は定かでありません。食べ方は、和え物、おひたし、天ぷら、酢の物、吸い物など色々ですが、酢醤油たらしたおひたしにが、歯ざわりを楽しむことができ好まれているようです。