おさむ茶マイルーム

▼B級グルメ日記
我が家の食卓にも、アジアご飯が上陸!な、な、なにっー「ターメリックライス&カレー」のコラボ、なんじゃいそれは〜?ごはんに黄色い色付けだけですが、味には影響を及ぼさなくとも、彩りを添えてくれて、それでいてでしゃばらない遠慮ゆかしき尊敬すべき一品だと思います。一見辛そうに見えますが、それほどでもなくマァマァでしたね。

 家庭料理の番外編。カミサンが気が向いた時にたまに焼くケーキ、昨日焼いたのがコレ。パウンドケーキいうんだそうですか、実に美味しそうですがマジ美味しかったです(我田引水&自画自賛)。割とこれまで目分量で作っていたらしいですが、今HPという便利なツールありますからね。プロのレシピ通りに忠実に作ると、間違いなくケーキ屋さん顔負けのケーキが出来上がります。えっ、上に乗っかってるのは何だ?イチジクです。高血圧症、便秘、痔、整腸、二日酔に効くそうですが、二日酔のときケーキ食えるか〜
 久しぶりの「今日のお弁当」、季節外れの舞茸ご飯です。これでもジューブン美味しいのですが、季節の牡蠣など入るとまだおいしいのですが、こればかりは稼ぎが悪いので…贅沢言えません(冷笑)。おかずは、焼きそばにハンバーグ、玉子焼き、ブロッコリー、山形の定番漬物のおみづけと赤カブ漬と工夫していただいてるのですが、やはりこの時期は季節感に乏しくなるのはいたしかたないか〜。
 雪解けとともに、猫の額までもない拙宅の裏庭にわさびが顔を出したので、早速春の香りとしていただきました。わさびといっても清流に栽培している本わさびではなくて、畑などに自生する西洋わさび、山形では「わさび大根、岡わさび」と呼ばれ区別しています。
「西洋わさび」は、本わさびと同じ辛味成分を持ち生育が早くこの時期に顔を出し、繁殖力が旺盛な作物です。ただ、本わさびと違って大根臭があるため商品価値は少ないらしく、粉わさびや練りわさびの原料として広く使われてるそうです。形は本わさびと見分けがつきにくいですが、西洋ワサビは白っぽいので区別できます。
現在の本物志向の世の中では、偽物として肩身の狭い思いをしているようですが、 これが無ければ本わさびの値段が高騰して庶民は刺し身や寿司の薬味にもわさびを使えなくなる事でしょう。
 ところで食し方ですが、我が家では適当にお好みですりおろして、あったかご飯や刺身・焼肉に添えて食べていますが、ピリッとした食味がたまらないですね。ちなみに、ワサビは花粉症に効果があるそうですが、体にもいいような気がします。

 ワタクシは、昼食は頑固に弁当持ちを貫きとおしていますが、時たまオマケとしてふりかけがついてきます。ふりかけといえば丸美屋食品の「のりたま」でしょう。今でも、圧倒的なシェアを維持し続けているそうですが、「のりたま」が登場した昭和30年代の日本の食卓はまだまだ貧しいもので、当時、のりと卵にはまだ高級品のイメージがあったせいでしょうか。白米にのりたまといえば、いろどりもあってご馳走でした。
 丸美屋といえば、普及しはじめていたテレビにいち早くCMや番組を流して、当時の子供達には知名度抜群でした。アフタヌーンショーで有名な桂小金治の「面舵いっぱ〜い、のりたまで3杯!」のCM効果で売り上げも急激にアップしたらしい。
 また、発売から3年後くらいから、当時の人気アニメだった「エイトマン」のシールをおまけにしたため、そのエイトマンシールを手に入れるために、「のりたま」をどんどんふりかけたことを思い出します。”ふりかけ”というよりも ”かけかけ”という感じで、山のようにかけて、それをはしでごちゃごちゃに混ぜる。 見た目は汚いが、これがとっても美味かったのだ。でも、母親から叱られたけどな。
 3年前ローカルTV局の「山形ラーメン劇場」という番組で紹介された寒河江の「つぼ六」久しぶりに行ってまいりました。開店した当時、6坪の店で始まったことからこの名前がつけられたそうで、店構えは昭和40年代の雰囲気でかなりレトロ感覚です。ここのウリは、支那そばもうまいが味噌がダントツにうまい。味噌の麺は太麺で、もちもちして最高!さらにこだわりの自家製味噌で作るスープは自然な甘さが口の中いっぱいに広がり、体もポッカポカ、心もホッカホカ、体調の悪いときや風邪をひいてしまったときは『つぼ六』の味噌ラーメンを食べると元気もりもり、寒い冬を乗り切るには最適のアイテムです。具は挽肉と野菜タップリ、見るからに栄養満点600円は安い!

 山形地方でよく食べる「ひょう」、ほかの地方ではどうなんでしょうか?「ひょう」とは夏の畑地に生える野草「すべりひゆ」のことです。要するに雑草を食べているわけです。山形県人は竹の根っこ(根曲がりタケ)や虫(イナゴ)を食べたり、実に先人から食べることに貪欲だったようです。
 でもこの「ひょう」ですが、栄養価が高いようで茹でて天日干しにすることでビタミンDなどの栄養が蓄えられるそうです。夏にゆでて醤油&からしで食べる場合もありますが、たいていは
打ち豆、油揚げ、ちくわ、人参などと共に煮て、よく正月に食べます。今年もひょっとしてよいことがあるようにと、ひっかけて縁起のよい食べ物の一つとして伝えられたいます。
 作り方は、ひょうは洗って水から火にかけ、煮立ったら火を止め、一晩そのままつけておきます。そして翌日、水を2〜3回取り替える。油揚げは油抜きをして短冊に切り、人参も同様に短冊に切る。 ちくわは半分に切ってから輪切りにする。油大さじ2で材料を全部さっと炒め、次にダシ汁と調味料を全部加えて、中火で汁がほとんどなくなるまで煮る。おつまみにもなる田舎料理の一品です。
 ラーメンもこの時期はサイコーに美味い!でも山形はそば処だけに、そばも捨てがたい。
「人生いろいろ、そばもいろいろ」ちょっと変わったそばやが東根にあります。ワタクシ的にマニアックで好きな店、そっとお教えいたします。それは東根市小田島小学校近くの「伊勢そば」店構えはかなりしょぼい、そば屋に来たというより、昔の知り合いとか、親戚の家でそばをご馳走になるという感じである。昼近くなると路上駐車するほどの盛況ぶりだから、世の中わからない。それも、お客さんは地元中心と聞くから、あなどれない

 そばというと、つゆとともにのど越し食感が美味しさの一つですが、はじめて食べる人は、「これはそばじゃない」というほどの太い田舎そば。太くて堅くて形は不揃いでボロボロ、ワタクシもイタズラでそば打ちをたしなむが、ここまではやんないよー…みたいな(絶句)。
 出て来るつゆは、小さめのどんぶりにこぼれんばかりに、だぶだぶとてんこもり。やぶだの、更科だの、何とかだのとウンチク語る「そば通」が見たら腰抜かしてしまうのではと思うくらいの体裁です(笑)。でもとにかくうまい、これがハマルんです。

 それに別オーダーですが、かきあげてんぷらもここの名物。箸で割ろうとするとはじけて飛びそうなほど、カリッカリにあがったかき揚げ。そばだけでは淡白過ぎて飽きちゃうし、かき揚げだけでもしつこくて…そばを食べてはかき揚げをかじる、という食べ方がここの店のコンセプト。
 普通板そばというと2人分量の所が多いが、ここのは4〜5人分はタップリある。ですから2人で頼む場合、半板でジューブンなのである。こんなそばやもありなのかと…一見いや一食の価値あるので、行ってみてけれや。
 これ何だか分りますか、おはぎ?ブブッー、羊羹?ブブッーちゃいますがな、金妻ちゃうちゃう金つばですよ。不恰好ですけど、我が家自家製金つばで、初めて手作りにトライしたものです。ケーキはよく各家庭で作ると思いますが、和菓子を家庭で作るつうのも珍しいんじゃないかな。
なぜ金つばかというと、ご幼少の頃からあんこ類に目がなくてね、サイコーのご馳走でした。当時はビンボーで(今もですが…w)正月のあんころもちがさらしあんこだったので、つぶつぶあんにとてもあこがれていました。そんな時、出会ったのつばで「なんじゃこりゃや〜!!」と驚愕の出会いでした。それ以来、金つばのとりこになり、今でも高級ケーキと金つばのどちらを選ぶといわれたら、間違いなく後者を選びますね。

金つばの「つば」とは刀の鍔のことだそうだ、形が似ているので名がそうつけられいると何かで読んだ事がある。じゃあ金はなにを表すのか…ご存知の方いらしたら教えてください。
えっ、能書きはいいから肝心の味教えろですか〜?甘さ控えめなところはまあまあですが、そばでいうところのつなぎが弱いせいかポロポロ感があり、研究の余地ありでした。
 そば屋に来てラーメンを頼むなんて「邪道だ」というムキも多いと思いますが、これがそばやのラーメンって意外と美味しいんですよ。お店の会話を聞いているとラーメンをオーダーする人がかなり多くてビックリさせられます。ここのそば屋のラーメンは結構好きで食べるんですが、今回も上山にバウンドテニスの練習帰りに小腹がすいたので中華そばをオーダー、いつ食べてもこれがうまい!
 そば屋のラーメンなだけに、昔よく食べたラーメンを思い出させるあっさり系ですが、麺のコシが強く中太ちぢれ、スープもしょうがの香りが強く、体がすごいぽかぽかしてくる。2枚入ったチャーシューも薄いのにしっかりとした存在感があり、全体的な量としてそれ程多くないのに満足感は大きく自分的に90点以上の高評価です。

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 冬のあったか料理は鍋が一番ですが、最近我が家でよくやるのがちじみ。カミサンがヨン様にハマってるせいでもないでしょうが、その手軽さからか夜の食卓にたびたび登場。ちじみにもいろいろレシピあるようですが、我が家のは定番具はにらとキムチがレギュラーぐらいで、あとは冷蔵庫の一掃処分セールといった感できわめて大雑把。あつあつのちじみハフハフして食べながら飲むビールがこれまたうまいんだよな〜。
 これはなんだか分かりますかね?うなぎパイ?ブブッー、これは「ごぼうせんべい」とでもいいましょうか、エンゲル係数の高い我が家で考案したオリジナルおやつレシピ一品です。縦長にスライスしたごぼうを油でからっと揚げたものに砂糖醤油で味付けしただけのシンプルなものですが、これがごぼうとは思えない食感で、繊維質も残らずまったく別もんのように仕上がっています。
 不覚にも3日ほど風邪で寝込んでしまったため、ブログ更新もサボってしまいました。また寒気強まってるようですので、ご同輩もくれぐれもご用心を!
 ところで最近、我が家では健康志向が強まり、玄米食と併用(ワタクシは食べませんが…)するようなりました。炊きそこないの玄米ご飯を加工したのがこれ。怪我の功名というか、結構これがイケてました。玄米ご飯をぼた餅状につぶし、それを焼いて揚げただけのものですが、名付けて「オリジナル中華風玄米揚げ餅」、上にバターをのせ醤油をたらすと甘味と香ばしさが口いっぱいに広がり、無国籍的な得も言われぬ味でした。これなら酒のつまみにもいけそう。
 山形では昔から「鯉の甘煮」を正月に食べる習慣ありましたが、最近はスーパーでもとんと見かけなくなりました。鯉は古くより滋養強壮によいと、母乳の出が良くなる食品として出産時に「鯉の甘煮」を食べさせたそうです。その他に利尿効果、むくみを取る作用、貧血防止、高エネルギー食品として、体力回復などに効果があると言われています。寒河江でもこだわりをもってる鯉屋がガンバっており、昨日久しぶりにその店から買っていただきました。心なしか精が付いたような気が…(笑)。
 冬はやっぱり鍋に限りますな〜。この時期山形の定番鍋といえば、寒たらを丸ごと使った「どんがら汁」で決まりですが、シケでたらもお高いらしくて、昨夜の鍋将軍のメニュー裁定はリーズナブルな「かも鍋」でした(-_-;)。おそらくスーパーで安かったたのでしょう…間違いない!はっきり断定できるところが悲しい〜。

 我が家の「かも鍋」の具は大雑把、かも肉の他は冷蔵庫にある具材で間に合わせるため、これといったレシピは無いが、ダシだけはこだわって高級昆布を使うようにしている。鴨肉とつみれ肉に、白菜・大根・人参・青ねぎ・えのき・ぶなしめじ・豆腐など、…薬味にゆずこしょうをたっぷりかけると、口いっぱいに広がる絶妙のハーモニーが…まいう〜!

 それでは昨夜の鍋モニター報告です。

*かも肉が思っていたよりやわらかく食べやすかった。
*ミンチの骨入りのダンゴは、他に無い食感でグッド。
*かも肉から出た玉油のうまみが野菜に沁み込み、とてもうまかった。
*最後に「うどん」を入れて食べましたが、やや食べ過ぎの感がありました。

 総合評価は65点といったところでしょうか。「次回は、キムチ鍋がいいな〜」と、カミサンに聞こえるように小声でつぶやき、箸を置きました(笑)。