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伊佐沢念佛踊り
伝承では、室町時代の永禄年間に、上伊佐沢に玉林寺が創建されたとき、その落慶供養に奉納したのが始まりといわる。400年以上の歴史。「花しずめの祭」ともいわれ、桜の花が順調に咲き続けるよう、踊によって鎮めるものである。それは、古くからの桜の花が稲の花の象徴であり、早く散れば不作の知らせと考えられていたからである。また、散る花びらは、病をもたらす悪霊になるとの信仰もあったので、大勢の踊によって、それを踏み鎮めたり、追放しようとする意味のものでもあった。置賜地方の念仏踊は、もとは大切な豊作とむすび、生活に根ざした信仰的な背景を持つ芸能であった。
2007.01.29::[
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